2023年12月4日、マジックザギャザリング(MTG)の禁止制限告知(禁止改定)が日本時間翌12月5日午前1時頃発表となりました。
個人的な予想は30点くらいの正答率となりましたが、パイオニア・モダン・パウパーで禁止改定が行われました。
予想記事はこちら
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禁止制限告知(禁止改定について)
今回の改定について確認をしていきましょう。
公式の記事についてはこちらとなります
パイオニア
パイオニアについては以下の3枚に禁止指定及び・禁止解除が行われました。
《大いなる創造者、カーン》禁止
《地質鑑定士》禁止
《密輸人の回転翼機》禁止解除
地質鑑定士についてはやはりやりすぎたという点が否めませんし大いなる創造者、カーンの禁止も妥当なところだと思っています。
ただ、今回の注目は《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》ではないでしょうか。
公開された瞬間に10倍以上に価格が跳ね上がっています。
当時のスタンダードトップ8で32枚(全員のデッキに4枚ずつ)採用されていたカードです。
この解禁は解禁は待ちわびた人も多いのではないかと思います。
こちらの統率者デッキにも入っています。
中にはほかにも使われているカードが入っているので割とおすすめです。
モダン
モダンについては以下の2枚が禁止となります。
モダンホライゾン2からは初めての禁止カードが登場となりました。
出た当時は最弱のインカネーションサイクルとまで言われたカードが禁止カードまで上り詰めました。
エルドレインの森自体はスタンダードリーガルでもありますので、まだまだ他の環境で使えるカードです
これら2枚の禁止で特にスタンダードリーガルである「豆の木をのぼれ」の価格は下がる可能性があります。
海外価格を見ると「激情」も大きく下がっていますが、レガシー、ヴィンテージも主戦場であることから、むしろ買い時であるといえるところでもあると思います。
海外では相当値段を下げていますが、逆にこのタイミングでレガシーなどのために4枚そろえるという選択肢もありそうです。
激情の海外価格
また、今回の改定で指輪物語のカードにはメスは入れられませんでした。
天敵である激情がいなくなったオークの弓使いは更なる活躍を見せる可能性も充分に考えられますね。
パウパー
パウパーでも今回は禁止カードが登場しました。
《僧院の速槍》禁止
パウパーのフォーマットの特性上、軽量小型で大きくなる果敢持ちはやはり強すぎるという判断になるのでしょう。
カウンターバーンなどでも問題なく入りますし、1マナスペル連打可能な環境であることを考えれば妥当な気もしています。
今後個人的に注視すべきカード
やはり「ウルザの物語/Urza’s Saga」は語られています。
エターナルウィークエンドでも青いデッキには基本的に採用されていましたし、私自身もイニシアチブストンピィに採用していました。
現状は制限はないといっていますが、いつ制限になってもおかしくないカードだと思っています。
やはり強すぎる気がしますね。
今後の禁止制限告知について
カードパワーのインフレが進む中、少しずつですが禁止解除となるカードも増えてくるように思います。
勿論それに合わせた制限・禁止もあるとは思いますが、流動的に流れることはいいと感じています。
モダンホライゾンは来年3が出ますし、2もあるうちにね!