海外のポケモンカードユーザーがメルカリでVSTARユニバースを購入したところ衝撃的な展開が起きたそうです。
国内でもシュリンク詐欺が多く発生し、日々ツイッターにも画像が挙げられています。
まとめ買いをしたほうが安いと考えて、この方はまとめて購入したのでしょうが、すべてのアイテムがパックではなくジュースだったとしたら。
悲しいでは済まない状況となりますね。
このように書かれています。
Vstar Universe Juice Reseal Scam on Zenmarket/Mercari jp. The boxes were sold as “unopened with shrink wrap” and the boxes where shink wrapped, but when I opened them most only contained juice packs…
redditから
翻訳すると以下のようになります。
メルカリで買ったVSTARユニバースはジュース入りの再封された詐欺商品でした。
このボックスはには『シュリンク未開封品』と書かれており、購入したところ確かにシュリンクに巻かれていました。
しかし私が開けたところほとんどのBOXにはジュースのパックが入っていました。
この方は50BOX以上購入したようですが、そのほとんどにジュースが入っており、画像を見る限りでは音がしないようビニール袋が入れられ、調整がされています。
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シュリンク詐欺問題
正直なところ、再シュリンクについてはやろうと思えばだれでも可能なことです。
シュリンクをするためのシーラーなどは普通にECサイトでも購入できますし、なんなら再シュリンクの仕方を注意喚起としてYouTubeに載せている方もいらっしゃいます。
普通にこのように購入可能なアイテムとなっています。
再シュリンク問題についてどう考えるか
現実的に考えたときに、「メルカリでポケモンカードを買ったら再シュリンク品でした」
これだけで警察がすぐに事件化できるかと考えるとかなり厳しいでしょう。
ただし突き詰めて考えれば事件化することも可能ではないかと思います。
『販売者が販売した事実はあっても再シュリンクをした事実迄は分からない』という点
『一般流通品であるシュリンク』を使っている点
少しだけ考えてみましょう
日本の法律においては、日本国憲法38条3項が「何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされず、又は刑罰を科せられない。 」と定めています。
自供と証拠があって(もちろん自供がなく状況証拠のみでの場合もありますが)初めて有罪となります。
「自供<証拠」です。
もし仮に自宅にシュリンクがあり、かつシーラーがあったとしても、それは一般的に流通しているものであり、それを持っていたからといって『シュリンクを所持≠再シュリンクした人』とは言えませんし、それを特定することは困難だと思います。
ただ何らかの手法で特定さえすることができれば、事件化により捕まることはあると思います。
また、必要による捜索差押えは逮捕ほど条件が厳しくないと考えれば、そこまで発展することは充分に考えられるでしょう。
詐欺罪は充分に成立する可能性が高い
詐欺罪 (さぎざい)とは、人を欺いて財物を交付させたり、財産上不法の利益を得たりする行為のことを指します。
普通に考えて、未開封品と偽り、販売する行為は欺罔行為はあると考えられるので詐欺罪の成立はするといっていいと思います。
事件化を考えるのであれば
記録化と証拠を残すことを意識しましょう。
動画として記録する。
開封したごみを捨てない。
警察で取り扱える事件とならなくてもフリマサイトであればその記録さえ残していれば返金してもらえる可能性も充分に考えられます。
再シュリンク対策をどうするか?
現実的には二次流通品を買わないことが一番ですが、現状はそうもいきません。
「販売数<欲しい人」となっている以上、どうしても二次流通から購入することは避けて通れません。
一般的に言われている、再シュリンクの見極め方である
横の開き具合
シュリンクの穴
つなぎ目
などを意識することはもちろんですが、袋や箱から出す時点から動画撮影をして状況証拠を残しておくことが大事かと思います。
幸いフリマサイトは『購入者>販売者』の力関係となっていますので、きちんと対策をしていれば、返金をしてもらえる可能性が大きくなっています。
またスニーカーダンクなどは鑑定してから送ってくれますので、それなりにまともなものが届きますし、鑑定品が間違っていたということであれば、返金対応にも応じてくれます
最も良いことは流通量が増えること
もちろん最もいいことは流通量が増え、詐欺してももうからないくらいになればいいのですが、ポケモンカードについていえばそこはかなり難しいところです。
現実的にはプレイヤーも多いのはもちろんですが
ポケモンカード=お金=投資
としてとらえている人が多いのもまた事実ですし、BOXについては人気のあるものは買い取り業者が高値で買い取り海外に流しているため、いくら作っても足りない状況となっています。
ポケモンカード151はわかりやすくその事例に当てはまっていますね。
現状とすれば
上にも書きましたが、自分ができる範囲での自己防衛をするしかないのではないかと思います。
怪しいところからは買わない
記録を残す
それしかないのかと思います。
シングルカードの価格が暴落BOXは今後も狙われるのではないかと思います
シングル価格の価値がPSAの大量流通により下がり傾向にあります。
その結果、今後『古い』未開封BOXに大量の資金が流れてくる可能性があります。
私自身も古いBOXを買い集めていますが、今後再シュリンク品をつかまされる可能性は高くなってくると思います。
充分に気を付けていきたいですね
高騰しているBOXは本当に注意ですね。
PSA鑑定品の偽物も出ているようです
PSAの偽物も出ているようです。
ポケモンカードにシールを貼って偽物のケースにいれるようなものもあるようですね。
もう本当になにを信じたらいいのやら。
儲かるところには悪いことをする人が出てきますが、ポケモンカード界隈は本当に、異常なくらいに危険な状況になっていますね。
ポケカ泥棒・強盗にも充分な注意を
オリパ販売者・カードショップに対する泥棒が増えていますね。
闇サイトでオレオレ詐欺ではなく、ポケモンカード窃盗の募集まであるとのことです。
オリパ販売者は古物商番号などで住所もさらされています。
メルカリショップであっても同じです。
ポケモンカードにかかる犯罪を聞かない日のほうが少なくなってきました。
本当に注意してくださいね。
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