2024年10月13日に静岡県のツインメッセ静岡において行われたプレイヤーズコンベンション2024静岡で開催された、Asia Eternal Weekend Vintageに参戦してきました。
昨年と同様にMono-W Initiative(白単イニシアチブストンピィ)で参戦となりました。
デッキレシピ・構成等
デッキレシピ
Creature 24 cards
4 Archon of Emeria
4 Anointed Peacekeeper
4 Witch Enchanter // Witch-Blessed Meadow
4 White Plume Adventurer
4 Seasoned Dungeoneer
4 Chancellor of the Annex
Artifact 16 cards
4 Chrome Mox
1 Vexing Bauble
1 Lotus Petal
1 Mana Crypt
1 Trinisphere
1 Sol Ring
1 Mox Jet
1 Mox Ruby
1 Black Lotus
1 Mox Emerald
1 Mox Sapphire
1 Mox Pearl
1 Chalice of the Void
Enchantment 2 cards
2 Sheltered by Ghosts
Instant 2 cards
2 Swords to Plowshares
Land 16 cards
4 Cavern of Souls
4 Wasteland
4 Ancient Tomb
2 Plains
1 Strip Mine
1 Karakas
Sideboard 15 cards
4 Null Rod
4 Containment Priest
3 Archon of Absolution
2 Solitude
1 Circle of Protection: Black
1 The Tabernacle at Pendrell Vale
画像を見てもらえばわかるように結果としてベスト32に残ることが出来たレシピとなります。
5勝2敗1引き分けの28位でした。
今回から32位までプロモがもらえたため、最終戦5勝ラインでのIDが多かったようですが、最終戦を4-2-1で迎えたことからガチで試合をするしかなく、最後までやり切る形となりました。
今回の構築の特徴
メインボードにおいて「Solitude/孤独」の採用をせず、「Sheltered by Ghosts/幽霊による庇護」2枚と「Swords to Plowshares/剣を鍬に」を2枚採用したこと
サイドボードに「Circle of Protection: Black/黒の防御円」を採用したこと
となります。
前日にデッキレシピをいじっていたところ、スタンダードで活躍している「Sheltered by Ghosts/幽霊による庇護」がよいのではないか?ということに気が付きました。
カード名 | 幽霊による庇護 |
色 | 白 |
コスト | (1)(W) |
カードタイプ | エンチャント |
サブタイプ | オーラ |
レアリティ | アンコモン |
カードテキスト | エンチャント(あなたがコントロールしているクリーチャー) 幽霊による庇護が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とする。幽霊による庇護が戦場を離れるまで、それを追放する。 エンチャントしているクリーチャーは+1/+0の修整を受け、絆魂と護法{2}を持つ。 |
メインボードにクリーチャー24枚かつインスタントタイミングでのアクションが少ないデッキであること
通れば疑似除去とクリーチャーを守りつつ打点をあげることができること
エンチャント、アーティファクトにも触れること
環境においてエンチャントに触れるカードが少ないこと
から、採用を決めました。
また、サイドボードにおける「Circle of Protection: Black/黒の防御円」は、古のカードではあるものの、1枚でマナの数だけ、黒の発生源のカードを止めることが出来ます。
そのため、ルールスにおける超能力蛙を完全に封殺することができます。
また、マナを起こしてさえおければ、ドレッジにおける「這い寄る恐怖/Creeping Chill」なども止めることができます。
この2種類のカードのおかげで、私は今回勝ちを拾えることが出来たといっても過言ではないかと思います。
幽霊による庇護はダスクモーン:戦慄の館に収録されています。
対戦結果
結果については5-2-1
28位です。
運がいいのか悪いのか、ジュエルショップと当たることはありませんでした。
ただし今回はほとんどのゲームでマリガンをしました。
マリガン無しキープは記憶にある限りで19ゲーム中2回か3回だったと思います。
1戦目 エスパールールス
W-L-W
2ゲーム目は後手だったため仕方ないとは思います。
やはりヴィンテージは先手が有利ですね。
アーキタイプ的には得意な分野でした。
1ゲーム目から幽霊による庇護が刺さり、盤面を制圧できたように思います。
2戦目 オース
W-W
元々苦手対面ですが、相手の事故により1ゲーム目は先取
2ゲーム目においても初手から2ターン連続封じ込める僧侶を置くことができたので相手に何もされることなく勝利。
3戦目 白単イニシアチブストンピィ
ミラーでした。
1ゲーム目は後手スタートなものの、こちらの方が盤面製圧力が高く、ヒキが強かったために勝利
2ゲーム目は逆の展開へ
3ゲーム目は初手にアルコンを並べることができたものの、3の矢が続かず、次第に押し込まれ負けてしまいました。
4ゲーム目 エスパールールス
基本的に1戦目と同じような展開に
元々エスパールールスは得意対面としてとらえていますが、やはり幽霊の庇護が強かった印象です。
メインで4枚、サイド後は6枚の除去札があればクリーチャー数で圧倒できますし、ピッチスペル(孤独)ではないのでラヴィニアの土地枚数に当たらないスペルは強い。
5ゲーム目 ドレッジ
ドレッジで関西帝王を取られたお方。
やはりうまかったですが
黒の防御円の刺さりがあり後手の2ゲーム目も勝利。
ドレッジ用のサイド定番である虚空の力線はとっていませんでしたが、平和の番人やエメリアのアルコンはやはり強いですね!
6ゲーム目 UBルールス
今回のEWEで最も反省すべきゲームでした。
元々ロングゲームになりやすUBですが、1ゲーム目で25分、2ゲーム目はジャッジ裁定を出してもらったりも含めて5分延長ありつつの時間制限超過。
黒の防御円は強かったですが、ゲームレンジがさらに長くなるので、高速プレイが要求されます。
高速プレイをしていて誘発忘れも何度もしたので今後気を付けないといけないところですね。
結果は1-1の引き分けとなってしまいました。
7ゲーム目 オース
すべてを持っているオースにはどうあがいても勝てません!
8ゲーム目 アゾリウスドレッドノート
少し前に流行ったドレッドノート型ルールスでした。
1ゲーム目が先行でもらうことができ、門衛のスラルからのドレッドノートもきちんと対処することが出来たため、きれいにゲームを取ることが出来ました。
2ゲーム目についても、エメリアのアルコンと平和の番人で盤面を抑えたのち、きっちりとクロックをしていくことでゲームを制することが出来ました。
対戦結果からの総括
イニシアチブストンピィといわれるだけあってイニシアチブをとりたくはなりますが、イニシアチブをとるのではなく、きちんとヘイトベアとしての動きをしていたほうが現環境は強いのかもしれません。
特に現環境は超能力蛙も空を飛びます。
ルールス相手にはイニシアチブよりも平和の番人とエメリアのアルコンの方が強かったように思います。
ただけっかとして、Tinkerがもらえてよかった!!本当にそこだけですね
ちなみにこのカードの初動価格は30万弱
当日会場でUnderground Seaを2枚買いましたが帰ってきましたね金額的には
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