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【MTG】10月16日の禁止改訂は「ドラフト・セットブースターが禁止」⇒『カルロフ邸殺人事件』からプレイ・ブースターへ統合されて発売へ

MTG

2023年10月16日(日本時間17日午前0時)に行われた禁止改訂においては、スタンダードからヴィンテージまでのすべてのフォーマットにおいて新たな禁止改訂・制限、解除はありませんでした。

これによりもうしばらくヴィンテージでは『ウルザの物語/Urza’s Saga』によるクソゲーが続くことになります。

 

禁止改訂の雑感

スタンダード・パイオニアについては個人的には様々なアーキタイプが存在しており、プレイヤーとしては面白い環境であると思います。

モダンについてはいわゆる「押し付け合い・押し付け切ったほうが勝ち」といえるような環境ですが、強化につながった「一つの指輪」「オークの弓使い」に関してはモダンフォーマットのために設計されたカードであり、かつまだセットの全容が発売されていないことから禁止は当面ないといえるでしょう。

クソ猿こと「敏捷なコソ泥、ラガバン」が現役であることから、この2枚についても禁止とならず使い続けられるのではないかとも思っています。

レガシーについても「一つの指輪」「オークの弓使い」が注目のカードとなっています。
ただ、モダン同様にまだ指輪物語のセットが全て揃っていないことからこれらのカードの禁止はないといわれていましたがその通りですね。

ヴィンテージについては「ウルザの物語」における終末観が相変わらず強いです。
前回の禁止改訂の際に遂に触れられましたが制限とはなりませんでした。

指輪物語で一部のアーキタイプは強化されましたが、それによって立ち位置が悪くなったアーキタイプが(当たり前ではありますが)目立ちます。

ウルザの物語については使っている人からも「制限でいいだろ」といわれているカードですし、ウィザーズのヴィンテージエアプ感が強さが際立ちます。

  

指輪物語めっちゃお買い得になってます。(ロリアン狙うならドラフト・レア狙いならセット)

 

プレイ・ブースターが発売「セット&ドラフト統合へ」

引用元記事はこちら

2024年第一四半期(1月~3月)に発売されるスタンダードリーガルのエキスパンションである

「カルロフ邸殺人事件」から採用される新しいブースターボックスとなります。

2019年10月4日に発売された「エルドレインの王権 / Throne of Eldraine」以降はコレクターブースターが発売されました。
2020年9月25日に発売された「ゼンディカーの夜明け/Zendikar Rising」以降、セットブースターが発売され、以降は「ドラフト・セット・コレクター」の3種類のブースターパックが発売されたこととなります。

ドラフトブースターについては発売当初から販売されていましたので、30年の節目を経て、大きくブースターパックが変わることとなります。

  

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プレイ・ブースターとは?

ドラフトブースターとセットブースターを統合した新しいタイプのブースターパックです。
収録は15枚ですが以下のようになっています。(プレイアブル・カードは14枚です)

1~6枠:メインセット収録のコモン
7枠:メインセットのコモン、またはザ・リストのカード
ザ・リストのカードは12.5%の確率で封入。

  • 87.5%――メインセット収録のコモン 1枚
  • 9.38%――「ザ・リスト」収録の通常再録のコモンやアンコモン 1枚
  • 1.56%――「ザ・リスト」収録の通常再録のレアや神話レア 1枚
  • 1.56%――「ザ・リスト」収録の「スペシャル・ゲスト」カード 1枚

8~10枠:メインセット収録のアンコモン
11枠:レアまたは神話レア
12枠:土地
13枠:非フォイルのメインセット収録カード(どのレアリティのカードでも出現する可能性あり)
14枠:フォイルのメインセット収録カード(どのレアリティのカードでも出現する可能性あり)
15枠:プレイできないカード(トークンや補助、広告、アート・カード)

15枚というとドラフトブースターですが、セットブースターの要素も持ち合わせています。
具体的には、以下の通りです。

レアや神話レアが最大4枚出現
プレイ可能なカード -1枚
コモン -3枚
非フォイル仕様の不特定カード +1枚
フォイル仕様の不特定カード +1枚
8回に1回の割合で「ザ・リスト」のカードが出現(ドラフト・ブースターからは「ザ・リスト」のカードは出現しなかった)
およそ3回に1回の割合でアート・カードが出現(ドラフト・ブースターからはアート・カードは出現しなかった)

  

メリットとデメリット

メリット的な要素は以下のことが考えられます。

レアカードが増えることは正直にうれしい点であるかと思います。
これまでドラフト・ブースターではトップレアを狙いにくかったことからセットブースターが剥かれていた経緯もあると思います。
レアカードの枚数は明らかに増えることから、トップレアを狙うチャンスが増えるでしょう。
また、アンコモンは固定3枚で変わらないため、高額アンコモンも変わらず狙うことができそうです。

ショップ側の管理についてもしやすくなると思います。
おそらくこの構成であれば、特殊枠についてはコレクターブースターが中心となりショップもシングル管理がしやすくなります。

デメリット的な要素は以下の点が挙げられますが、細かく考えると必ずしもデメリットばかりではないようです。

一番にあげられることは『パック価格の高騰』です。
プレイ・ブースターはレアカードの枚数が増える(アンコモンは変わらず)ことは確定ですが、
ドラフトが安かったから買っていたという人にとっては少し痛手の価格となります。

しかしながら次のようなことも言えます。

プレイブースター(MTG)ブースターパック(ポケカ)
MTGのプレイブースター
1パックプレイアブルカード14枚入り
627円(参考価格税込)
レア以上1枚確定
1枚あたりの単価45円

ほぼ割引あり
割引すれば単価はポケカ以下
ポケカの通常弾
1パック187円(税込)
5枚入り
レア以上確定枠なし
1枚あたりの単価37.4円

ハイクラスパック
1パック550円
10枚入り
1枚あたりの単価55円

割引はほばない
tcg-info
tcg-info

マジック:ザ・ギャザリングが高いから売れないというのはあながち間違いではありますが必ずしもそうではないのです。

1パックあたりは高いですがむしろシングル単価と見れば安いということもできます。

純粋にマーケットの差があると考えられます。

 

また、リミテッドがやりにくくなりとの懸念(特にブースタードラフト)はありますが、現実はこれについては現実的ではありません。

現状リミテッドというとシールド戦のほうが多く、ドラフト・ブースターは現状それほど開催されているとも思えませんし、今のプレイヤーの多くがブースタードラフトを最近やったかと聞けば「No」と返ってくると思います。

少なくとも、今のショップとプレイヤーにマッチしている対応であるとは考えることが出来ると思います。
色々な意見が出ていますが個人的には概ね良い判断なのではないかと思います。

厳しいことを言います。
古くからのプレイヤーは大事です。ただ商売であり続けていくものである以上、新しい流れを取り入れ、若い人を新規として取り込んでいかないといけないのです。
おじさんの意見だけでカードゲームを作ってしまえばいつか潰れてしまうのです。

  

個人的にプレイ・ブースターは高評価でとらえてよいと思う

プレイ・ブースターというだけあって「プレイ・遊ぶこと」に使うためのパックであって、コレクション要素のアイテムばかりとなっていたり、統率者カードばかり出て使えないということも、内容から見たらなさそうです。

特殊枠が多すぎて管理が大変でしたが、プレイ・ブースター以降はその点については心配がなさそうです。

また、そのようなカードはコレクターブースターに集約されるということになってくるのであれば、『コレクターブースター産のカードの価値の担保』にもつながると思います。

これまでコレクターブースターから出たカードなのに、セットブースター産のほうが高いなどの逆転現象がありましたが、今後はそのようなことはなくなっていきそうですね。

 

そもそもMTGの需要の中心は日本ではない

日本も大きな市場であり無視できないのはわかっていますが、やはり中心はアメリカです。
本国アメリカでは統率者(EDH)が人気であることから、まずEDHに参加してもらうために統率者デッキが発売され、統率者用のカードが多数収録されるようになっています。

 

日本でも統率者戦は人気ですがやはりやるからには勝ちたい「競技志向」が強いのが日本です。
そう考えると構築済み統率者デッキはなんか微妙な感じなどがあります。(本来カジュアルなのでそれでいいんですけどね)

だからこそ『日本独自』の施策を打って頑張っているのだと思います。

日本独自は独自で面白い

ヴェールのリリアナプロモ等がいい例ですね

 

日本もMTGにとっては重要な市場です。独自背策をかなり打ってくれており、頑張っていると思います。

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