エルドレイン森以降、スタンダードローテーションが3年となり、勝手にライバル視しているであろうポケモンカードと似たようなことをしている「マジック:ザ・ギャザリング」
ポケモンカードの世界大会でも賞金が出ていますが、実はマジック:ザ・ギャザリングも世界レベルになると比較にならない額の賞金が授与されています。
ポケモンカードのように大会を勝ち進めば賞金制大会に出場できるチャンスは誰にでもあり、
賞金の他参加手当迄もらえるような夢のようなカードゲーム、それがマジック:ザ・ギャザリングです。
比較
世界大会クラスの賞金総額、スタンダードのローテーションなど共通点も複数あるカードゲームです。
分かりやすく比較してみましょう。
ローテーションやフォーマットなど似ている要素も様々です。
元々MTGのほうが古いカードゲームですのでいいところはポケモンカードも取り入れたというところだと思います。
比較対象 | MTG | ポケカ |
---|---|---|
スタンダードローテーション | 2年⇒3年 | 3年 |
フォーマット | スタンダード パイオニア モダン レガシー ヴィンテージ パウパー EDHなど | スタンダード エクストラ 殿堂 |
人気フォーマット | モダン・EDH スタンダードはあまり (非ローテーションフォーマット) | スタンダード (ローテーションフォーマット) |
国際大会 | 有り 世界大会2023 賞金総額100万$ 出場選手全員に最低1000$ 参加手当4000$ | 有り 世界大会ポケカ部門2023 各部門8万7000$ 合計26万1000$ |
賞金イベントの量 | 複数あり | 世界大会がほとんど |
オンラインゲーム | Magic Online (日本語非対応) MTG Arena (日本語対応) | PTCGOGL (日本非対応) |
プレイ人口 | 世界一 | 日本一 |
プロモパック プロモカード | イベントで参加者に配布 | イベントで参加者に配布 |
言語について | 発行されている全ての言語が使用可能 | 日本では日本語版のみ |
参入障壁について
ポケモンカードはだいぶ買いやすくなってきたとはいえ、パックを購入するのに一苦労のカードゲームです。
マジック:ザ・ギャザリングであればどこに行ってもスタンダード用のパックは購入できるでしょう。
またそれぞれシングルカードがショップでは充実していますし、店舗によっては初心者向けにデッキ貸し出しや構築済みデッキを販売したりしていますから、始めるという意味での参入障壁はどちらのカードゲームにも大差はないと思います。
デッキの高額さ
ポケモンカードはプレイ用カードとコレクター用カードがはっきりと分かれているカードゲームです。
そのため、競技用のデッキであっても10000円くらいから構築することが可能です。
マジック:ザ・ギャザリングにおける競技フォーマットは
スタンダード・パイオニア・モダン・(リミテッド)
となっています。
最も安いスタンダードのデッキであれば1万円そこそこで構築することは可能ですが、モダンの最高峰のデッキであれば、大会用のデッキでも30万円近く必要となってきています。
プレイ年齢
日本におけるプレイヤーバリューは、年齢層によって差があります。
あくまで体感ですが、どうしても総額で見たときにマジック:ザ・ギャザリングのほうが高額化すること、長いプレイヤーが高額フォーマットをやっていることなどから年齢層は高くなっています。
ポケモンカード | 小学生から30代くらいまで |
マジック:ザ・ギャザリング | 高校生くらいから40代くらいまで |
難易度
これに関しては英語他他言語が使える・相手のターンでも動けるという時点でマジック:ザ・ギャザリングといわれそうではありますが、決してそうではないと思っています。
ポケモンカードであっても細かなルール裁定はありますし、それぞれのカードゲームで定められたルールは細かく突き詰めればどちらも差はないと思っています。
要は慣れが大事だと思います。
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マジック:ザ・ギャザリングで「賞金総額7万5000$・スタンダードオープン」開催へ
海外アメリカ合衆国で2024年2月に行われる「MagicCon: Chicago(シカゴ)」において、賞金総額75000$(日本円換算1,120万円・2023年9月末時点)のスタンダードオープンが開催されます。
オープン大会は事前申し込みで誰にでも参加でき、かつ勝てば賞金がもらえて、プロツアーへの参加のチャンスが広がるイベントとなっています。
日本でもプレイヤーズコンベンション愛知2023で「モダンオープン」「パイオニアオープン」などが開催される予定です
誰にでも参加できて賞金がある大会(●●オープン)
その賞金が高額であること
そこからプロツアーへのチャンスがあること
公式サイトはこちら
今のスタンダード環境は面白い
モダンやパイオニアは資産がないので厳しい。
でもスタンダードなら。。。!
イクサラン:失われし洞窟以降、WotCはスタンダードに力を入れています。
シルバーウィークスタンダードやリリアナじゃんけん大会などでかなりの人数がスタンダードイベントに集まっていたことは承知の事実です。
そのうえで日本国内のみならず世界規模でスタンダードにテコ入れを図っていくようです。
以下の情報が出ています。
日本国内ではストアチャンピオンシップをスタンダードに統一します。
2024年2月発売「カルロフ邸殺人事件」以降、スタンダード・ショーダウンを開催
2024年3月以降の地域チャンピオンシップはスタンダード一色、プロツアーもスタンダード
デッキアーキタイプも多数
元々今のスタンダード環境はデッキアーキタイプも多数存在しており、実はかなり環境としてうまくいっている状況にあります。
そのうえで既存のアーキタイプ強化に加えて、エルドレインの森で新しいアーキタイプも加わる
イベントで参加者が増えている
賞金大会の復活
など始めやすい環境が整ってきているといえます。
下環境は?
現代の下環境を強化しているモダンホライゾン2は買うことができます
始めたばかりの人からすれば憧れでもあり、いつかはレガシー、いつかはデュアルランド
MTGをやっていて最も美しい流れの動作だと思います。
この姿に憧れをもってレガシーをやりたいと思う人は多いと思います。
フェッチからデュアラン持ってきて、スタックブレストからのWillが撃ちたい
代用のショックランドでいいじゃない⇒ダメなんです!
青単は⇒ダメなんです!
青がらみじゃないデッキ⇒ダメなんです!
気持ちはわかります。
私もやりたくてレガシーに参戦しました。
デュアルランドからしか得られない養分もありますし、なんならヴィンテージのカードからしか得られない養分も分かります。
本当にやりたいなら覚悟を決めるのも一つだと思います。
ただはっきりと沼に沈むのでそれだけは覚悟をしてくださいね。
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