2023年のAsia Etarnal Weekend (エターナルウィークエンド)のヴィンテージに参戦してきましたので結果についてここに記載します。
以前までは大型大会は Bazzar of Baghdadを活用するHollowvineを使っていましたが、今回から、
Power9をBlack LotusとMoxen全て入手したこと
環境的にBazzar of Baghdadをフルに起動するタイプのデッキは厳しいといわれていたこと
せっかくだから新しいカードを使いたいこと
で、デッキ選択をしました。
デッキの選択について
今回選択したデッキはMono-W Initiative(白単イニシアチブストンピィ)となります。
持っているカード資産的には、Bazzar of Baghdadに依存しないデッキで構築可能であったものが、
The Spy
Mono-W Initiative
Goblin
Dark Depth
が考えられましたが、元々Prisonなどのロック寄りのデッキが好きであったことや、コンボよりもフェアデッキのほうが使い慣れていることもあり、この選択としました。
オークの弓使い/Orcish Bowmasters&一つの指輪/The One Ring&ウルザの物語/Urza’s Saga環境において、何とも言えない選択肢ではありますが、丸いデッキという意味では使いやすいのではないかと思います。
オークの弓使いと一つの指輪は指輪物語のBOX
デッキリスト
ウルザの物語にはウルザの物語を
ということでウルザの物語/Urza’s Sagaを採用したデッキリストとなっています。
クリーチャー | 25枚 | |
4 | Archon of Emeria | |
4 | Thalia, Guardian of Thraben | |
4 | White Plume Adventurer | |
4 | Seasoned Dungeoneer | |
4 | Chancellor of the Annex | |
2 | Solitude | |
2 | Anointed Peacekeeper | |
1 | Loran of the Third Path |
アーティファクト | 14枚 | |
3 | Chrome Mox | |
1 | Mox Emerald | |
1 | Mox Jet | |
1 | Mox Pearl | |
1 | Mox Ruby | |
1 | Mox Sapphire | |
1 | Sol Ring | |
1 | Mana Crypt | |
1 | Black Lotus | |
1 | Lotus Petal | |
1 | Trinisphere | |
1 | Chalice of the Void |
エンチャントメント | 3枚 | |
3 | Urza’s Saga |
サイドボード | 15枚 | |
3 | Containment Priest | |
2 | Archon of Absolution | |
2 | Grafdigger’s Cage | |
2 | Null Rod | |
2 | Swords to Plowshares | |
1 | Solitude | |
1 | The Tabernacle at Pendrell Vale | |
1 | Pithing Needle | |
1 | Loran of the Third Path |
ウルザの物語採用で可能となったこと
色事故につながる可能性は否定できませんが、ウルザの物語を採用したことでエメリアの呼び声を減らしています。
また、サイドプランがとりやすくなり、墓地対策としての
真髄の針/Pithing Needle
墓堀りの檻/Grafdigger’s Cage
にアクセスしやすくなっています。
また、三なる宝球以外はウルザの物語からアクセスできることから、Chalice of the Void/虚空の杯で止まっていてもアクセスできる点も強みですね
トーナメント結果
参加人数は226人エントリーの実数201人
個人成績は、6勝2敗で15位でした。
あと1勝すればMental Misstepにつながったことを考えると悔しい結果ですが、大型大会で初めてのベスト16入賞となりました。
Game1 Mono-Blue Shop(逆説的な結果型)
Win-Win
後手スタートだったものの、安定して抑え込むことができ、安定して勝利。
Game2 Oath of Dulids(Snow-Oath)
まさかのいきなりの身内戦。後手スタート
Lose-Win-Win
1ゲーム目は初手からドルイドの誓いを貼られ、引き伸ばすもチャネルエムラクールを決められて負け
2ゲーム目、3ゲーム目はアルコンとサリアで抑え込めて勝利
Game3 Collarless Shop
所謂Agllo-Shop
Win-Win
相性も良いため、きちんとヘイトを決めて安定して押さえつけ。
Game4 Dimir Storm
カードショップくじからの篠原さん
Lose-Win-Loseで初めての負けを喫する。
1ゲーム目はサリアで咎めたにも関わらず、激しい叱責からStormを決められて負け
2ゲーム目はこちらが一方的に抑え込んで勝ち
3ゲーム目は素出しでChanceller of the Annex(別館の大長)を出すも、TinkerからのPhyxian Portal(ファイレクシアの門)で生け贄に捧げられ回収されて負け。
Game5 Grixsis Combo(ボルトキー)
Win-Lose-Win
負けた2ゲーム目は速攻でコンボを決めに行かれて負け
1&3ゲーム目は殴り合い。
なんだかんだでウルザの物語にはウルザの物語が正解という結果で殴り勝つ。
Game6 BUG(墓荒らし)
Win-Win
相性さもあり、欲しいカードが欲しい時に引けました。という。
タルモゴイフに孤独
相手が出したアウフの見逃しにより巻き戻しによる警告を受けましたが、ちゃんと勝ちきれました。
Game7 Dimir Control
Win-Win
英語話せなくてすいませんでした。
1ゲーム目、2ゲーム目ともアルコン、三なる宝球、サリアなどでヘイトを決め、かつ不毛の大地で土地をはめて一封殺
Game8
後手スタートで相手ブン回り。
ここで勝てばベスト8確定だっただけに悔しいです!
Lose-Win-Lose
2ゲーム目はこちらが綺麗に咎めましたが、3ゲームはいいところなく負け。
総評として
Power6になって初めてのヴィンテージの大型大会としてはそれなりの結果で、長丁場ですが楽しむことが出来ました。
ウルザの物語/Urza’s Sagaが正解かどうかというと個人的には選択肢として取ってよかったように思います。
今回はBazzar of Baghdad系のデッキとは当たりませんでしたが、やはりMoxenやSol Ringとウルザの物語のかみ合いがよく、色事故対策にもなりますし、相手への圧力も増すことが出来たと思います。
ウルザの物語はやはりヴィンテージ制限レベルのカードであることを白単イニシアチブにいれても感じることが出来ました。
ヴィンテージだと正直やばいわこれ