2024年5月4日に晴れる屋TC東京において行われたヴィンテージ神挑戦者決定戦に参戦してきたので結果を記載しておきます。
対戦成績は「3-3」30/57位という微妙な結果でした。
今回使用したデッキは白単イニシアチブストンピィ/Mono W Initiative
メインボード60
3 平地
1 露天鉱床
4 魂の洞窟
4 古えの墳墓
4 不毛の大地
1 カラカス
3 スレイベンの守護者、サリア
4 別館の大長
4 エメリアのアルコン
2 孤独
4 白羽山の冒険者
4 練達の地下探検家
3 選定された平和の番人
1 第三の道のロラン
2 不屈の解体者
1 三なる宝球
1 Black Lotus
1 Mox Emerald
1 Mox Jet
1 Mox Pearl
1 Mox Ruby
1 Mox Sapphire
4 金属モックス
1 水蓮の花びら
1 魔力の墓所
2 エメリアの呼び声
サイドボード15
2 剣を鍬に
3 無のロッド
4 封じ込める僧侶
3 赦免のアルコン
1 孤独
1 第三の道のロラン
1 不屈の解体者
個人的にはいつものデッキです。
日本選手権でベスト16に入った時と同じアーキタイプですね。
5月末のコンベンション愛知2024までは今の環境ですが、ここで大きく変わりそうですね。
トップ8には5/8ルールスが。
やはり環境としてルールスが強い
『ウルザの物語』と『闇の巣のルールス』が強い環境となっています。
もう今更ウルザの物語が制限になるのは厳しいとは思いますが、ウルザの物語は意識的に見ないといけないので、厳しいですね。
5/8チップスじゃないですよ!?
対戦結果
先ほど書いた通り3-3という中途半端な結果ではありましたが。
結果についてまとめておきます。
1戦目 UBR ワークショップ
結果は1-2の負け
1戦目の対戦相手は初代ヴィンテージ神の方。
ここ最近はVolcanic Islandがヴィンテージで出てくることは珍しくなりましたが、このカラーだとここ最近話題の、
シカリアン・インフィルトレイター
ケイオス・ディファイラー
の2枚が入っていきます。
Game1
初手の返しで相手を止めることができて勝ち。
別館の大長は強かった。
最初のすべてがこれで通りました。
Game2
相手のカードに対する序盤の返し「孤独・第3の目のロラン・不屈の解体者・エメリアのアルコン」などは引いてくることができましたが。
クロックが伸びずじわじわと押し返されました。
Game3
ケイオス・ディファイラーで返されました。
先行で有利だったのですが。
こちらもクロックが伸びず(不屈の解体者のみ)でさすがに削りきることはできませんでした。
2戦目 ドレッジ
対戦成績は2-0
ドレッジ相手に不利な後手でしたが。ドレッジに欲しい手札が来ていました。
Game1
最初のBazzar of Baghdadに対して、不毛の大地
そのあとの二の矢もなく、ドレッジが決まらず押しきり。
ただ、一瞬で12点削られた瞬間もあったのでドレッジの爆発力は強いですね。
きっちり悲嘆を当てられましたが。
Game2
こちらも最初のBazzar of Baghdadに対して、不毛の大地
基本的にGame1と同じ流れで押し切ることができました。
ヴィンテージを代表するアグロ同士の対戦面白いですね。
ゲームが早かった。
3戦目 ゴロスショップ
対戦結果は2-0
煙突協会の会長との対戦でした。
Game1
先手で押し切り
基本的に押し切れるか押し切られるかのデッキなのでコンセプト通りの動きだと思います。
Game2
初手でゴロスを出されるものの、きっちり孤独で除去
相手の「魔力の墓所」ダイスがきれいに3点クロックとなり、耐えていた部分も。
こちらのクロックは細かったのですがクリプト死があるのもヴィンテージですね。
合わせてイニシアチブが最後まで回ったのでまぁもう押しきりですね。
4戦目 UBルールス
練習不足感はありますが、最も苦手な相手としているUBルールスです。
対戦結果は1-2
game1
サイドを入れる前は相手が不要牌が多いため基本的に有利が付きます。
並に回れば。並に勝てますね。
相手がだいぶ土地ばかり引いていたところもあり、特筆すべき点もなく。。。
game2
ここからが本番です。
ルールスでミシュラのガラクタを回収され始めたら。
さすがに2回だけでも無理ですね。アド差は大きい。
霊魂奪取は強い。
ウルザの物語のトークンは大きい。
game3
先手をもらうことができたのでワンチャンありそうでしたが、引っ張り切れませんでした。
5戦目 P.Oストーム
対戦成績は0-2
今回1本もとれなかったですね。
game1
無限ターンを決められました。
無限は強い。
Game2
無限ターンを決められました。
無限は強い。
はい、まじめに書きます。
きちんと考えるべきはサイドインでした。
無限があるんだから、無のロッドはきちんといれるべきだし、アーティファクト除去だけでなく、コンボ対策も考えたサイドインにしないと勝てないですね。
サイドイン後の打点確保も考えないとですね。
6戦目 WUコントロール(WUルールスタッチ黒)
対戦成績は2-1
基本的にはWUルールスタッチ白的なデッキであったので割とやりやすかったと思います。
Game1
基本的には相性差はいいデッキとなります。
青黒に比べると戦いやすいですね。
クロックは伸びませんでしたが、ちゃんと止められていたのでどうにかなりました。
Game2
先手後手の差で負け。
ウルザの物語の構築物トークンはやはり強い。
あとはこの手のデッキに最近入ってくるファイレクシアン・ドレッドノートが強いですね。
Game3
イニシアチブをきちんととることができ、基本的には押しきりです。
基本的なサイドイン・サイドアウトは?
今回の神決定戦において、サイドアウトは以下のように考えて行いました。
練達の地下探検家4枚
スレイベンの守護者、サリア3枚
三なる宝珠
あたりが優先的にアウトになります。
Shop系
IN
不屈の解体者 1
第三の道のロラン 1
無のロッド 3
(剣を鍬に)2
OUT
練達の地下探検家 4
三なる宝珠 1
(スレイベンの守護者、サリア 2)
アグロ系になると向こうも縛るコンセプトとなるため、サリアも抜いて除去を増していく形になります。
ドレッジ
IN
剣を鍬に 2
封じ込める僧侶 4
赦免のアルコン 3
孤独 1
OUT
不屈の解体者 2
練達の地下探検家 4
別館の大長 4
初手のカウンターさえしのいでアルコンを2種類通すor封じ込める僧侶さえ出すことができれば封殺できます。
クロックを急ぐ以上に相手のやりたいことをやらせないことが大事だと思います。
ルールス
WUルールスにおいては割ともともとサイド後も有利が付く印象があります。
やはり霊魂奪取の有無、白に対する除去の強さがUBに比べて弱いため、きちんとウルザの物語を抑え込むことで勝てるようになっていると思います。
IN
剣を鍬に 2
不屈の解体者1
第三の道のロラン1
(孤独 1)
OUT
練達の地下探検家 4
(スレイベンの守護者、サリア 1)
悠長に4マナ引っ張るくらいなら除去したほうがいいですね。
という考え方は大事だと思います。
UBの場合はオークの弓使いが当たるサリアの立ち位置がよくないため、1枚減らします。
白単イニシアチブストンピィ(Mono-W initiative)の立ち位置は?
環境においてはTier上位に位置しています。
決して弱いデッキではないと思いますし、かみ合った時の爆発力は高く、パワー6で組めるため、価格的にも組みやすく??なっています。
そこから100万円かけることができればさらに強化もできますし、基本的には前向きの押し切るデッキなのでプレイングもしやすいですね。
ヴィンテージ初心者にもお勧めできるデッキだと思います(価格はおすすめしませんが)
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