MTGを初めて少し経つと思うこと
ハイパワーカードで攻撃したい
1ターンキル(コンボ)を決めてみたい
BrainstormからのForce of Willを撃ってみたい
現在のMTGの流行は
EDH(統率者)≧ モダン > スタンダード ≧ パイオニア = パウパー >レガシー ≫ ヴィンテージ
くらいではないかと勝手に思っています。
しかしながら実際に紙のMTGに触れていると、
- いつかはレガシー
- 再録禁止環境
- 下の環境で遊んでみたい
と思うのではないかと思います。
一部禁止カードはあるものの、モダン以上に自由度が高く、楽しいことができるフォーマットでは間違いありません。
猿(敏捷なこそ泥、ラガバン)が禁止になったことで、フォーマット自体の健全性はかなり保たれていると思います。
レガシーの禁止カードはこちら
マジックザギャザリングを始めたい人はまずはこちらもどうぞ
心構え1:自分はレガシーで何をしたいのか
バーンを除く最も安いデッキでも、最低10万円くらいかかる環境です。
(概ねモダンの最高値デッキと同じくらいかかると思ってもらってよいと思います)
その上で自分がなにをしたいのか考えてデッキを組んでいきましょう。
レガシーといえばやはりこれ(デュアルランド10種類)
◎ やはり青でカウンターを構えたい、Willを撃ちたい
考えられるアーキタイプ
- バントカラーコントロール
- イゼットデルバー
- 青白コン・ミラクルなど
- ジェスカイコン
など、青を主体とし、デュアルランドが入るデッキが主になります。
ただデッキによっては、デュアルランドは1枚でよいものもあります。
Force of Willが4枚とフェッチランド、フィニッシュ手段だけ確立すれば実は以外と組める状況にあります。
デュアルランドが少ない理由
レガシー参戦障壁の第一関門であるデュアルランドが少ない理由は、
- フェッチランドの存在
- 血染めの月
- 不毛の大地
など、色をそろえるために無理にデュアルランドにせずともフェッチランドのサーチで賄うことができ、かつ、血染めの月や不毛の大地など特殊地形対策が大量にある環境においては、デュアルランドよりも基本地形のほうが強い場合が多々あることが挙げられます。
このタイプのデッキは2色デッキであればデュアルランドは
1~2枚であることが多いため、意志の力4枚があると割と早く組める可能性があります。
◎ 大型生物で気持ちよくなりたい
考えられるアーキタイプ
- 12Post
- 各色ダークデプス
- 青単スタイフルノート
などエルドラージやファイレクシアン・ドレッドノート、暗黒の深部からの20/20マリットレイジでワンパンを狙っていくようなデッキです。
構成によってはそこまで高額にならない
デッキによっては単色で組めるもの、デュアルランドを使わないものもあり比較的安価に組めるものもあります。
それでいて気持ちいいデッキです。
コンボデッキに近いものもあり、一撃必殺が楽しめる構成ですね。
使っている人はかなり多いと思います。
バリエーション豊かな:石鍛冶の神秘家デッキ
各色あります
- 白単Death & Taxs(60枚・80枚)
- エスパー(WUB)
- ジェスカイ(WUR)
- バント(WGU)
など白を絡めればとりあえず石鍛冶デッキは組めます。
バリエーションの豊富さと奥深さ
石鍛冶デッキは上記以外にもどのカラーでも成立します。
実際私は白黒石鍛冶を組んだことがあります。
そのうえで石鍛冶は何にでも勝てるけど、プレイングが最も難しいデッキであるといえます。
ただ、練習をすればそれなりに勝率もあがりますし、基本の部品をそろえていけば単色から複色化しやすい応用性のあるデッキだと思います。
値段もそれなりですしね。
石鍛冶の神秘家は神河:輝ける世界の換装システムで高騰の予感があります。
早めの購入がいいと思います。
◎ レガシーの華 コンボデッキ
考えられるアーキタイプ
- 最後の審判(Doomsday)
- ストーム
- ショーテル
- オムニテル
などでしょうか。
この辺りから高額になってきます
ショーテルオムニテルは割と安く(コントロールレベルくらい)で組めますが、他の二つは高額となりがちです。
レガシーのコンボとなるとどうしても、Lion’s Eye Diamond(ライオンの瞳のダイアモンド)が必須級となってくるため、その分の価格が上乗せされてきます。
Doomsdayはレガシー最速デッキです。
1ターンキルが狙えます。
高額デッキ代名詞:墓地利用
考えられるアーキタイプ
- マッドネス
- リアニメイト
- 発掘
などが挙げられます。
高額デッキの代名詞
Lion’s Eye Diamond(ライオンの瞳のダイアモンド)4枚フル投入が前提のデッキとなっています。
併せて関係色のデュアルランド等も使うためその分高額になります。
但し、対策されてなければほぼ勝てるであろうといわれるだけの強さはあります。
ストーム系は安定して2,3ターンキルも狙っていけます。
基本的に壊れた環境と言わしめるデッキの代名詞です。
ほかのアーキタイプは?
例えば
- 赤単プリズン(通常ロック型・マイコシスカーン型)
- 親和(アグロ型・8Cast型)
- 感染
- アルーレン
- ペインター
- エルフ
など、様々なデッキ・アーキタイプがあるのがレガシーです
晴れる屋のデッキリストを見て自分が作りたいデッキを選ぶのもありだと思います。
コンボ等がブン回ると勝てないことはありますが、現状どれが最強ということもなく、非常にバランスのとれたフォーマットであると思います。
心構え2:レガシーの特色
◎ 対策カードがしっかりしている
例えば墨蛾の生息地(毒カウンター・感染)
モダンでもかなり人気のある感染デッキですが
これに対策するカードであれば、レガシーであればまずは不毛の大地
などが浮かぶと思います。
モダン環境では使えないカードです。
いくら強いカードであってもそれに対する解決策がしっかりしているのがレガシー環境です。
また、それに対する応酬を潜り抜けてその結果勝ち筋を見出すことが多い環境ですので、実際に緻密なカードプレイングが求められます。
◎ 知らなくて当たり前
使われているカードは基本的に名前が知られているカードですが、自分がしらないアーキタイプもあり、普通に「え、なにこれ」というカードがモダン以上に飛び出してきます。
少なくともレガシーをやっている人間は間違いなくマジックザギャザリングが好きな人です。
分からなければ聞けば教えてくれます。
怖い人ではありません。
分からなければどんどん聞きましょう。
何かあれば割とすぐジャッジ呼んで確認します。
◎ 一つのデッキを使いこめる
デッキにもよりますが基本的にカードが高いと感じるデッキが多くなります。
ゆえに一つ心に決めたデッキを組んだら、それを長期的に使っていくことになります。
飽きるのか?といわれると人それぞれだとは思いますが、使い込んで調整していく楽しさがレガシーにはあると思います。
最初に作ったレガシーのデッキ、調整しながら未だに使っていますよ。
レガシーをやる環境はあるのか?
◎ 都会なら普通にできる
晴れる屋等大きな店舗では普通に大会を行っていますし、フリプも可能であると思います。
デッキを組んだら怖がらず参戦してみてください。
◎ 地方は、独特な感覚がある。
私の通っている店は、最も人口が多いのはレガシーです(レガシーとあわせてモダンをやっている感じ)
お店によってはやっている人もいますので、聞いてみるとよいでしょう。
◎ オンライン対戦 Discordサーバーを使う
下環境はDiscordをはじめとしたオンライン環境がかなり盛んです。
スマホの画面では小さい人はタブレット用アダプタと併せて購入することで、大画面で快適におこなうこともできます。
Discordのレガシーサーバーはツイッター等で検索すれば運営している人が何人もいらっしゃいますよ。
始めるタイミングは今しかない
コロナ禍となって以降、再録禁止カードの高騰は著しいです。
それはパワー9やヴィンテージ用のカードのみならず、レガシーで使われるデュアルランド等も同じことです。
ですが現状として、
- 1枚15万のUnderground Sea4枚 NM は無理
- でも、1枚7万円くらいの Tundra SP-買ってWill4枚、フェッチはモダンと共用
- 12Postでエルドラージならモダンから流用できるし大会でも勝てる
- 青いコンボデッキなら意外といける?
ということがわかってもらえたかと思います。
周りは巻き込めばいい。
私は巻き込まれました。
最新弾 神河:輝ける世界の予約
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(今回はサイドローダー付属予定・最安値)
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(日によっては実売めちゃくちゃ安い)
特典狙いならAmazonや楽天・値段で購入なら駿河屋がよさそうです。
耐え抜くもの、母聖樹はレガシーでも悪さしそうですね。
こういうのが活躍するのがレガシーです。
換装持ちのこの猫も普通に石鍛冶デッキのサイドボードにガンガン入ってきそうな気がします。
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