2023年に大人気を博した『ポケモンカード151』が黒炎の支配者と共に2024年5月以降に再販とのことです。
カートンナイトさん曰く『かなりの量』とのことで、激震が走っています。
これによる影響は?
基本的には大きく下落しました。
画像はスニーカーダンク【PR】の取引価格のチャートとなります。
ポケモンカード自体が全体的に下落し、新弾の再販でBOXが安定供給されるようになったことを踏まえ、二次流通(所謂転売)のBOX価格は多少下落をしていたとはいえ、数日で5000円ほど値段を下げたことになります。
実際に各カードショップにも相当量のオーダーが出ているようで、「うちには多すぎる」ということで減数を申し出ているところもあるようです。
それだけありえないレベルの量が市場に流通するとのことでしょう。
一部店舗の買取ではこれまでが嘘のように定価を下回っているところだらけです
今回の大量生産の背景は?
今回の再販BOXは、
ポケモンカード151
黒炎の支配者
タイミング的にこの二つは「再販が安定した、古代の咆哮、未来の一閃」の直前のBOXかつ再販がおもったほどなかったので出してもおかしくない
ということは考えられます。
また、株式会社ポケモンの決算が2月であったことも言われていますね。
決算で安定した黒字を出したことで、これまでと方向転換した戦略をとれることも考えられます。
転売は許さない。株式会社ポケモンの強い背景
株式会社ポケモンは任天堂の子会社にあたります。
過去にニンテンドースイッチの転売を見ても分かるように、基本的に任天堂は転売に徹底した対抗策を行ってきます。
ポケモンカードもその対象となった。
裏を返せばそれだけの強味を得た
とのことだと思います。
今後はどうなる?
一番気になるところはだと思います。
ポケモンカード自体のプレイヤー需要としての人気は安定しています。
任天堂の戦略的にきちんと転売を撤退させたということでしょう。
これで安定してくればスタンダードのセットについては今後普通に購入できるようにもなりそうですし。
現実的に古代・未来以降のセットはいつでも買える状態まで来ました
古いボックスに価値がある(絶対数が少ない)という点は継続しそうですが、新弾については普通に買えるものになっていきそうですね。
これはポケモンカードのみならず、近い未来のONE PIECEカードゲームにもあり得ることだと思います。
BANDAIも任天堂系列と同様、最終的には物量ですべてを押し倒します。
どこかのタイミングで普通に買えるようになることは来ると思いますし、プレイヤーの絶対数はポケモンカードに劣る以上、あまりの高騰は苦しくなると思います。
トレーディングカードゲームのは水物です
個人的には特殊な物を除き、価値は担保されていないと思っています。
いくら100万円まであがったからといってその価値が数千枚もあるものが担保されるかは疑問です。
1点ものの絵画でさえ、100万円の価値がつくことでさえすごいのにトレカに数百万円が当たり前とか、よくよく考えておきましょう。
個人的には、
転売の需要はいつか弾ける
プレイヤーの需要で安定しているもののほうが投資となり得る
と思っています。
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