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【トレカ】景品表示法の改定で古物買取が規制対象に。買取広告にも影響が

ポケモンカード

これまで、古物の買取(ここでいうトレカの買取)は景品表示法(景表法)の規制対象外でしたが、運用基準を見直し、2024年4月18日から景表法の対象となることが決定したようです。

これにより、今後、トレーディングカードゲームの買取の界隈で起きていた

大幅な買取価格の減額
買取拒否

に対し、メスが入ることとなりそうです。

  

リユース経済新聞などを参考にしています。

 

今回の対象はこの一文「一般消費者から物品等を買い取る取引」

景表法の指定の運用基準改正内に書かれたこの部分が対象となります。

トレーディングカードゲームのシングルカードのうちお店がパックを開けて並べたものではなく、客から買い取って販売しているものは中古品ですので、『古物(中古品)』に該当するのですが、これまでは、販売については規制の対象であったものの、買取についても対象となります。

そもそも景表法においては、以下の3点が禁止されています。

優良誤認表示:商品・サービスの品質、規格、その他の内容についての不当表示
有利誤認表示:商品・サービスの価格、その他の取引条件についての不当表示
指定告示:不当表示として内閣総理大臣が指定するもの

「自己の供給する商品又は役務の取引」について
(1) 「自己の供給する商品又は役務の取引」には、自己が製造し、又は販売する商品につ
いての、最終需要者に至るまでの全ての流通段階における取引が含まれる。
(2) 販売のほか、賃貸、交換等も、「取引」に含まれる。
(3) 銀行と預金者との関係、クレジット会社とカードを利用する消費者との関係等も、「取
引」に含まれる。
(4) 自己が一般消費者から物品等を買い取る取引も、当該取引が、当該物品等を査定する
等して当該物品等を金銭と引き換えるという役務を提供していると認められる場合には、
「自己の供給する役務の取引」に当たる

 

tcg-info
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この(4)が今回最も重要となるところです。

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中古品の買取については『有利誤認表示』

トレカ界隈における有利誤認表示は以下のような状況を示します。

カードショップ店員A
カードショップ店員A

Xの公告でPSA10のリーリエ300万円で買い取ると公告を流そう。
(…実際はいちゃもん付けて50万円しか出さないけどね)

お客さんB
お客さんB

PSA10のリーリエ300万円なら売ろう。お店に持って行こう。

すいません、これ、買取お願いします。

カードショップ店員A
カードショップ店員A

PSA10ですがこのすみに小さな傷が(目に見えない)ありますのでその分減額します。

300万円と記載していましたが、買取価格は50万円です。

お客さんB
お客さんB

傷あるなら仕方ないか。相場も下がってるし

50万円で売ろう、お願いします。

カードショップ店員A
カードショップ店員A

よし。50万円で買い取れたぞ。

PSA10だし350万円で売ろう、本当は傷なんてなかったけどね。

 

規制による影響は?

いくつかの点が挙げられます。
思いつくものを確認していきましょう。

不当な広告の禁止

景品表示法においては不当な広告を禁止している。
トレカでいえば、

地域「No.1買取」
「どこよりも」高額査定
〇月〇日まで買取額●%アップ(期間後も継続実施)
買取金額と広告金額の極端な乖離
買取保証(と謳いつつ一部カードは保証されない)

などが挙げられます。

ようは綺麗な商売をしろということです。

根拠がない、期間を守らない。
いちゃもんをつける
注釈などでごまかす

そのようなことはダメだよということです。

過大な景品を禁止

買取に際し、商品を提供するキャンペーンを行う場合にも注意が必要です。

また、オンラインオリパなどもこの部分には注意が必要かと思います。

現状で考えると判例もなく、トレーディングカードゲームの資産価値に対する法的な判断があいまいな部分ではありますが、今回の景品表示法の改定は明らかにトレカの取引(もちろんそれだけではないが)を意識したものであり、この次の改定でこの部分が大きく変わるのではないかと思いますし、明示される可能性も否定できません。

取引価格によりますが、景品は、

抽選の場合、
5000円未満 20倍迄
5000円以上 10万円まで

の金額しか出すことが出来ません。

参考

取引価格景品の最高額景品の総額の上限
取引価格が
5,000円未満の場合
取引価格の20倍まで懸賞を提供する取引による
売上予定総額の2%まで
取引価格が
5,000円以上の場合
10万円まで懸賞を提供する取引による
売上予定総額の2%まで

 

また、ノベルティの配布について額面の2割までと定められています。

取引価格が1,000円未満の場合 200円まで
取引価格が1,000円以上の場合 取引価格の10分の2まで

  

もう一つの注意点「ステマ規制」

広告案件については景品表示法の改正につき『PR』『広告』などと流す必要があります。

例えば、

大手トレカショップがインフルエンサーに依頼して買取を行ってもらい対価を払う
買取店舗のYoutube動画を作ってもらう

などはステマ規制に該当します。

私たちブロガーなども記事に「PR」であったり「適格収入・アフィリエイト報酬を得ています」などと書いているものですが、これらについては報酬を支払ったり、支払われたりしていれば該当してきます。

 

対象はトレカだけではない、注目の事業は?

今回の買取に関する改訂で大きく影響を受けるのが、中国・大陸系の買取業者もあります。
iPhoneやニンテンドースイッチの新品などを定価近くで買い取って、中国などへ出荷している業者です。

これらの業者についても「箱に傷がある」「開封品の可能性がある」などの理由をつけて減額していましたが、今後はこれらについてもできなくなるということではないかと思います。

今後の買取はどうなる?

おそらくX(旧Twitter)などでの買取広告はおとなしくなり、高額品の買取広告は一気に減っていく傾向にあると思います。

買取はプレイヤー向けの多少傷があっても問題ない物になると思いますし、更には吊り上げ広告がなくなるので、実態に即した買取価格となると思います。

これまで吊り上げで利ザヤを得ていた大手トレカショップは苦しくなる点が予想されますが、地方のお店などは逆に商売がしやすくなると思います。

よく地方の店員が言う、

東京ではこの値段で買い取ってくれるって見たから持ってきた
なぜ値段が違うんだ

というやりとりが少しは減るのではないかと思います。

また、鑑定品については価格が落ち着き、安定をすると思います。

日本国内で鑑定品として認められているものとすると「PSA」「BGS」の2つかと思います。
これらについても、magi自身が「理不尽な減額はしません」と言っています。

tcg-info
tcg-info

裏を返せばこれまで減額してましたって言ってるんですよね。これ

正直magiなどの大手が買取価格をあげなくなると価格の暴騰はかなり減ると思われます。

 

店側は難しい査定を迫られます。

明らかに傷があるものならまだしも、針のような小傷などをどうとらえるのか。
S,A,B,Cとランクを付けるとしたらその根拠は。

となってくる部分ではあると思います。
全てを客観的に行うことは不可能ではあると思うので、(鑑定機関でさえ再鑑定でグレードが変わる)
少なくとも査定基準を明示する必要があると思います。

例えばですが、これらの基準を設けて提示しておく必要はあると思います。

ランク国際的な表現状態
SMint傷がない完璧なもの
S-Nea Mint極少量の傷があるなどMintに近いもの
パック開封直後のカードの多くはこの状態。
僅かな傷やスレあるいはセンタリングや印刷のむらがある。
ASP・EX目立つ傷、スレが存在する状態。
BMP・VGスリーブにいれれば使用できるがAランクより状態が悪い
CGD・HPカラースリーブ必須レベルで状態が悪い。
日焼けなどもここに分類される
DPoor折れている、破れている

 

今後のトレカ相場の展望は?

極端な釣り上げはなくなる以上、枚数が存在するカードの大きな高騰は減ってくるのではないかと思います。

ポケモンカードのように2024年4月末現在で高騰しているトレカも下落していくものと考えられます。

そもそも数千枚もあって1枚100万円とか考えるとおかしいんですよ?

 

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