2022年2月11日から2月13日まで行われたプレリリースは、久しぶりの盛り上がりだったともいます。
更に先行販売のセットブースターは完売するという状況でした。
スタンダード目線でも強いですが、
・人気環境のモダンや、高額環境のヴィンテージ、レガシーでも使われるカードが複数枚封入されている。
・第二の天野リリアナ・ナーセットとなりえるカードが複数枚存在している
ということから、大勢の人が買い求めた結果だと思います。
マジックザギャザリングは再販がポケモンカードに比べて強く、そうそう品薄には(ならない)と思っていましたが、再販がかかるまで、当面神河:輝ける世界のセットブースターは品薄となりそうです。
また、セットが剥けないならドラフトを剥こうということになり、ドラフトも在庫が薄くなる可能性がありそうですね。
ドラフトブースターとセットブースターの日本語版は日本製品です。
コレクターブースターはわかりません。
この記事も近いことは書きましたが、より下目線で考えていきたいと思います。
下環境で使いそうなカードは?
今回の神河:輝ける世界は普通に下の環境で使われそうなカードが多数存在しています。
これらのカードはここ最近の流れを見ると、
「強くてもあまり値段が下がらない。」
気がしています。
例えば、モダンホライゾン2
敏捷なこそ泥、ラガバン
ウルザの物語
ストリクスヘイヴン
表現の反復
これらは記事投稿時点でまだ印刷されていますが、値段は高騰しています。
MTGにおいては下環境で強いカードはずっと使えることから(かつ一定以上のプレイヤー層が常にいることから)値段が下がりにくい(むしろ高騰が期待されること)といえると思います。
伝説の土地サイクル5種類
今回を物語る最高のカード5枚だと思います。
- 皇国の地、永岩城/Eiganjo, Seat of the Empire
- 天上都市、大田原/Otawara, Soaring City
- 見捨てられたぬかるみ、竹沼/Takenuma, Abandoned Mire
- 反逆のるつぼ、霜剣山/Sokenzan, Crucible of Defiance
- 耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures
ご存じ「神河:輝ける世界」で最も注目されているサイクルカードです。
血染めの月一発で止まりますので、そこには注意が必要ですが、基本的に能力ですので打ち消しに強く、アンタップインでテンポロスもないことから、どんなデッキにも色さえ合えば採用できるのが強みです。
デッキ全体の土地の枚数にもよりますが、基本的には1~2枚は確実に採用されます。
(モダン、レガシー問わず)
皇国の地、永岩城/Eiganjo, Seat of the Empire
Death & Tax・白単デスタク
WB aggro・白黒アグロ系
Bunt・バント
天上都市、大田原/Otawara, Soaring City
青がらみのコントロールデッキ全般
8cast
レン&オムナス
見捨てられたぬかるみ、竹沼/Takenuma, Abandoned Mire
Reanimete・リアイニメイト
反逆のるつぼ、霜剣山/Sokenzan, Crucible of Defiance
SagaRed・サーガレッド
耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures
緑が入ればなんでも
とぱっと思いつくだけでかなりのデッキで使える用途があると思います。
特に永岩城、大田原、母聖樹は除去性能が高いので、あまり値段は下がらないと思いますし、
現状下環境でかなり使われている色なので、上がってもおかしくなさそうです。
レガシーバントコンならそれぞれ1枚ずつも採用可能ですね。
ウーロで伝説クリーチャーカバーできますし。
冥途灯りの行進
第二の
虹色の終焉
といえるカードですし、色拘束がなく、一部代用コストで払えるので使い勝手がよいカードです。
虹色の終焉の強みはプレインズ・ウォーカーも割れることでしょうか。
プレインズ・ウォーカーの除去を別方法でと割り切れるのであれば、虹色の終焉の変わりはこちらでも構いません。
色拘束がないため、わざわざ色合わせのために入れていたデュアルランドを基本地形に変えることも可能となります。
伝説の土地サイクルもですが、このあたりも100枚買えカードだと思っています。
幸いにして先行販売で2枚引けましたが足りません!
Death & Tax 枠で 蜥蜴丸/Lizard Blades & 獅子の飾緒/Lion Sash
ピンポイント採用ですが、Death & Taxにワンチャン採用が期待されます。
蜥蜴丸/Lizard Blades
霊気の薬瓶や石鍛冶の神秘家で持ってこられる二段攻撃要因です。
メインボードの採用は何とも言えませんが、サイドボードにさしておいて、使える要素がないかと思っています。
獅子の飾緒/Lion Sash
白い漁る軟泥
白が色的に苦手だった墓地対策がしっかりと行えます。
極端に上がるカードではありませんが、下がらないカードとして、優秀ですね。
閑静な中庭/Secluded Courtyard
魂の洞窟とともに、新たなる部族デッキのお供として使えそうです。
現実への係留/Anchor to Reality
現状のデッキであれば、
モダンの青トロン
あたりに採用可能なカードだと思います。
第二のTinker/修繕 となりえるかは未知数ですが。
8castを起点とした専用デッキを作ったほうが強いような気もしています。
誰か作りそうです。
神河:輝ける世界は
ここ最近のスタンダード環境カードであまり下環境に採用されるような目立ったカードはありませんでしたが、
エルドレインやテーロスのころのように、下でも使えるカードが複数枚入っています。
またコレクター要素も高くなっており、非常に良セットだと思います。
下で強い&コレクター要素が強いセットは値下がりしないというMTGのジンクスがあると思います(灯争大戦から)
今回もそうなりそうですね!
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