2022年6月最後の Weekly MTGにおいて、2022年のパイオニアチャレンジャーデッキのパッケージが発表となりました。
今年も4種類のパイオニアチャレンジャーデッキが発売されます。
※そもそもパイオニアチャレンジャーデッキは?
そのままパイオニアに持ち込んで戦える構築済みデッキです。
2021年仕様は、
・青白スピリット
・オルゾフオーラ
・ロータスコンボ
・赤単バーン
が発売され、かなり強力なラインナップでした。
今年も期待ができます。
予約情報
発売日は2022年10月14日(金)となります。
情勢から発売日が変更となり、2022年11月の発売となりました。
昨年は5500円でしたが今年はどうなるか?MTGにも値上げの波が来ていますので、6000円台となる可能性もありますが、構築済みデッキはスタンダードのほうは下がりましたので下がる可能性もあります。
パイオニアチャレンジャーデッキの予約が一部店舗で始まりました。
WotC提携のAmazonのMTGページ
デッキ予想と解説
※ あくまで予想記事です。
Amazon等でA,B,C,Dで発売された場合は、
青黒ディミーアコントロール A
白黒オルゾフ人間 B
赤青イゼットフェニックス C
赤緑グルールーストンピィ D
という扱いになります。
覚えておくといいよ
※事前予想では
イゼットフェニックスが頭抜けて人気出そうですが、内容によっては入れ替わるので注目ですね。
デッキリストが公開されました。
シングルカードの価格と改造案はこちらにまとめてあります
青黒ディミーアコントロール
パッケージカードは『覆いを割く者、ナーセット』となっています。
本当は『碧風羽』さんの絵がいいですが、それは厳しいので割愛
現状の青黒コントロールであれば、ナーセットは使わず、妨害手段からの『船砕きの怪物』『サメ台風』でフィニッシュを決める形が多くなっています。
しかし今回の場合はパッケージカードとしてナーセットを据えていることから、少し古い方の青黒ナーセットロックであることが考えられます。
ナーセットで相手にカードを引かせないようにして、『一日のやり直し』で手札を空にさせ、『奔流の機械巨人』でフィニッシュする形が一般的です。
もちろん現代使用にアレンジすれば、サメ台風やハルブレイカーも採用可能かとは思います。
2021年にもコンボ枠がありましたので、その扱いかと思っています。
また、黒がらみのコントロールということで、高騰している黒いカード
黙示録、シェオルドレッド
ヴェールのリリアナ
食肉鉤虐殺事件
あたりがはいっているのでは?なんていう期待もあるようです。
期待するカードはこれ
デッキリストはこちら
《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》は収録されました。
このパターンでいくと一日のやり直しを買い足して、いけばナーセットロックは割と簡単に作れそうな気がしています。
サメ台風ももう少し欲しいですね。
4:《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》 2:《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》 1:《湿った墓/Watery Grave》 4:《廃墟の地/Field of Ruin》 7:《島/Island》 8:《沼/Swamp》 26 lands 2:《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》 2:《残忍な騎士/Murderous Rider》 4 creatures | 2:《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》 2:《絶滅の契機/Extinction Event》 3:《時を越えた探索/Dig Through Time》 2:《湖での水難/Drown in the Loch》 4:《検閲/Censor》 3:《悪意ある妨害/Sinister Sabotage》 4:《致命的な一押し/Fatal Push》 1:《神秘の論争/Mystical Dispute》 2:《無情な行動/Heartless Act》 2:《否認/Negate》 4:《考慮/Consider》 1:《サメ台風/Shark Typhoon》 30 other spells 2:《神秘の論争/Mystical Dispute》 2:《衰滅/Languish》 2:《才能の試験/Test of Talents》 2:《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》 2:《真っ白/Go Blank》 2:《塵へのしがみつき/Cling to Dust》 3:《強迫/Duress》 15 sideboard cards |
白黒オルゾフ人間
白黒のクリーチャータイプ「人間」を並べて、+1/+1カウンターを大量にのせ、殴り勝つウィニータイプのデッキになると思います。
キーカードはこれら3枚
パッケージカードである『光輝王の野心家』
カウンターを載せる、『サリアの副官』
コントロール要素を加える『ドラニスのクードロ将軍』
このあたりが収録されてくると思います。
人間というと、緑を加えて『集合した中隊』を入れる構成もありますが、そこまではできなかったようです。
中隊高すぎですもんね。
あと集合した中隊は禁止されるかも?との噂もあります。
あれのせいで緑信心強すぎです。
昨年も同色でオルゾフオーラがありました。
思考囲いとルールスが入っていましたね。
デッキリストはこちら
今回最も完成度の高いデッキであると思います。
アグロタイプですので使いやすいですし、入っているカードが下環境でも使えるため、モダンへの移行パーツ集めとしても最適です。
4:《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》 4:《秘密の中庭/Concealed Courtyard》 1:《神無き祭殿/Godless Shrine》 2:《変わり谷/Mutavault》 4:《手付かずの領土/Unclaimed Territory》 4:《閑静な中庭/Secluded Courtyard》 3:《平地/Plains》 22 lands 2:《巨人落とし/Giant Killer》 4:《光輝王の野心家/Luminarch Aspirant》 4:《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 4:《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》 4:《血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion》 4:《帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter》 4:《不屈の護衛/Dauntless Bodyguard》 4:《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》 30 creatures | 2:《血の長の渇き/Bloodchief’s Thirst》 2:《不吉な戦術/Dire Tactics》 4:《兵員の結集/Rally the Ranks》 8 other spells 1:《巨人落とし/Giant Killer》 2:《封じ込める僧侶/Containment Priest》 2:《日金の歩哨/Sungold Sentinel》 3:《ポータブル・ホール/Portable Hole》 4:《黄昏の享楽/Sunset Revelry》 3:《強迫/Duress》 15 sideboard cards |
赤青イゼットフェニックス
今回大注目のデッキはこちらです。
パイオニアを代表するデッキの一つですね。
『孤光のフェニックス』『氷の中の存在』で速攻で勝ちに行く
ロングゲームになっても『ストーム・ジャイアントの聖堂』が強い
最近は『帳簿裂き』も採用されています。
この辺りはキーカードとなるので間違いなく収録されると思います。
2021年の赤単バーンのように今年一番人気のあるデッキだと思います。
土地の構成が気になりますが、過去の傾向から行けばショックランドは少しくらい入っていると思います。
蒸気孔高いですもんね。
デッキリストはこちら
ほぼ予想通りの構成となっています。
表現の反復は禁止カードですがこの構成のみ使用可能です。
ストームジャイアントは収録されませんでしたが、2個買えばキーカードである孤光のフェニックスと氷の中の存在が揃います。
2:《硫黄の滝/Sulfur Falls》 4:《天啓の神殿/Temple of Epiphany》 4:《シヴの浅瀬/Shivan Reef》 1:《蒸気孔/Steam Vents》 6:《島/Island》 4:《山/Mountain》 21 lands 2:《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》 2:《氷の中の存在/Thing in the Ice》 4:《弾けるドレイク/Crackling Drake》 8 creatures | 2:《表現の反復/Expressive Iteration》 4:《航路の作成/Chart a Course》 4:《宝船の巡航/Treasure Cruise》 3:《パズルの欠片/Pieces of the Puzzle》 3:《イゼットの魔除け/Izzet Charm》 3:《稲妻の斧/Lightning Axe》 2:《焦熱の衝動/Fiery Impulse》 2:《炎恵みの稲妻/Flame-Blessed Bolt》 4:《考慮/Consider》 4:《選択/Opt》 31 other spells 2:《焼けつく双陽/Sweltering Suns》 3:《削剥/Abrade》 2:《溶岩コイル/Lava Coil》 4:《神秘の論争/Mystical Dispute》 1:《侵襲手術/Invasive Surgery》 3:《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》 15 sideboard cards |
赤緑グルールーストンピィ
パッケージカードが最初わかりませんでした。
普段触らなすぎる色なので。
アモンケットの『栄光をもたらすもの』ですね
どちらかというとモダンのグルールームーンなどに使われているカードです。
人によって構成がかなり違うのがこのアーキタイプですが、
『鏡割りの寓話』『峰の恐怖』『集合した中隊』のグルールーカラー人気3種類の可能性があるのはこのデッキとなっています。
軽量級で並べるのであれば集合した中隊使えますし、「エルフの神秘家」、「ラノワールのエルフ」などを使ってマナ加速するロマンあふれる大型恐竜ビートダウンもあります。
パイオニアではそれほど人気のあるアーキタイプではありませんがどうなるか楽しみですね。
デッキリストはこちら
チャンドラと探索する獣が強いですね。
こちらも使いやすい仕様となっています。
4:《カープルーザンの森/Karplusan Forest》 1:《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》 4:《落石の谷間/Rockfall Vale》 7:《山/Mountain》 9:《森/Forest》 25 lands 2:《探索する獣/Questing Beast》 4:《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》 4:《栄光をもたらすもの/Glorybringer》 4:《恋煩いの野獣/Lovestruck Beast》 4:《漁る軟泥/Scavenging Ooze》 4:《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》 4:《エルフの神秘家/Elvish Mystic》 26 creatures | 2:《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》 4:《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars》 3:《削剥/Abrade》 9 other spells 1:《削剥/Abrade》 4:《燃えがら蔦/Cindervines》 3:《変容するケラトプス/Shifting Ceratops》 3:《引き裂く流弾/Rending Volley》 4:《炎恵みの稲妻/Flame-Blessed Bolt》 15 sideboard cards |
今年期待すべきことは?
ゼンディカーの夜明け&カルドハイムに入っていた両面土地の収録
ショックランドの収録
だと思います。
このあたりがパイオニアを始めるにあたりネックになっている部分です。
4枚とは言いませんが2枚くらいは入れてほしいですね。
両面土地はありませんでしたが、各デッキにショックランドが1枚ずつ入っています。
4枚使うこともありますが1枚でもデッキで手に入るのはありがたいですね。
パイオニアチャレンジャーデッキおすすめな人は?
万人におすすめできるデッキだと思いますが、やはり今回のデッキはこんな人におすすめです、
これからMTGを始める人
WotCは完全にパイオニア推しです。
今年の大会の方針等をみていてもそれを強く感じます。
スタンダードももちろんですが、パイオニアのデッキも1個持っていると、ローテーションがないので安心してマジックを楽しむことができます。
コンベンション(グランプリ)予選もパイオニアの店舗が多そうです。
パイオニアを始めたい人
私は主に下環境(ヴィンテージ~モダン)のプレイヤーですが、お世話になっているお店の方針もあり、パイオニアのデッキを組みましたが、その際基軸にしたのがパイオニアチャレンジャーデッキでした
シングルで買い集めると高いカードも、チャレンジャーデッキでそろえれば安く揃います。
青白スピリットを基軸に青単スピリットを作りましたが、手持ちもありましたが総額10000円くらいで組むことができました。
※チャレンジャーデッキで買うと、相場の1/4くらいでカードが揃います
昨年のパイオニアチャレンジャーデッキは人気デッキは既に高騰していますので、今年も高騰するのではないかと思います。
欲しい人は早めに確保しておきたいですね。
カードリストは判明したら公開していきますね。
コメント