海外において、株式会社ポケモンの子会社である。
“The Pokemon Company”
が、製造・印刷会社のMillennium Print Groupを買収したことを発表しました。
買収における詳細
海外記事によると以下のようになっています。
Millennium Print Groupは2015年からポケモンカードの印刷を手掛けていた会社であり、今回の買収金額については不明です。
買収をしたものの、今後も独立して、運営されていくとのことです。
株式会社ポケモンのアメリカ法人であるThe Pokémon Company Internationalの大久保賢司社長によると、Millennium Print Groupの買収により、今後さらに効率的にポケモンカードゲームの印刷が可能になるとの見込みを示しているようです。
大久保社長は「Millennium Print Groupの才能あるチームは、長年にわたり株式会社ポケモンの国際的に重要なパートナーであり、ファンが期待する品質でポケモンカードゲームを提供する役に立ってきました」「我々の目標は組織が協力する方法を強化し、より有意義に力を合わせながら最高品質のポケモンカードゲームを市場に送り出すことです」「同時に、我々はMillennium Print Groupを株式会社ポケモンだけでなく、すべての顧客に利益をもたらすことができる優れた組織として、より大きな最先端の組織として発展させることを目指しています」と述べました。
The Pokémon Company Acquires the Company Behind Its Trading Cards – IGN等から翻訳抜粋
2021年は日本国内のみならず、海外においてもポケモンカードの品薄、高騰は問題となっていました。
実際のところ、昨年海外で発売したイーブイヒーローズの英語版、『Evolving Skies』はいまだに高額ボックスとなっていますし、日本で高騰した絶版ボックスの海外版は海外でも軒並み高騰しています。
また、25th Anniversary Collectionで発売された『Ultra Premium Collection』は現在、卸値が定価を超えているいう話もあります
偽造カードも多数つくられ、大きく摘発を受けた事案もありましたし、偽物を有名Youtuberが購入しタコともニュースとなりました。
今回の買収について
今回、海外ポケモンカードは工場の買収で生産体制を整えることにより、現行品の価格高騰には一定の歯止めがかかると思われます。
また、現状として、直近で再販のかかったアイテムも安くなっており、買いやすくなってきています。
Darkness Ablaze Elite Trainer Box
(日本におけるムゲンゾーン等)
Vivid Voltage
(国内における仰天のボルテッカー等)
おそらく買収完了は記事投稿直近ですが、かなり前からそれに向けて動いていたものと思います。
ここ数週間再販がかなりありましたし、買いやすくなってきている商品もあります
円安に振れていて買いにくいところではありますが、元値が安くなっており、総額では手を出しやすくなってきています。
日本における影響は?
輸入カードの相場は下落する傾向にあると思います
安定供給されれば、北米カードの値段は下がると思いますので、海外から仕入れるコストも下がり、買いやすくなると思います。
国内であれば
Kinoko’s Shopさん
メモリーオンラインショップさん
Amazon
で主に購入できますが、これらの相場が少しずつ下がってくるのではないでしょうか。
国内版カード(日本製カードは?)
別要因で現行品は下落していますが、再生産がされていないもの、廃盤品は高騰している傾向にあります。
生産がされれば下がりますが、というところでしょうか。
生産量が増えてきたことにより、転売ヤーが一気に離れていきました。
まだゼロではないですが。
ポケカ投資家とかもですね。
イーブイヒーローズ再販か?なんて話も出ていますが詳細は不明です。
もしかしたら国内でも、印刷工場を買収とかあるかもしれませんね。
今後望むことは?
価格の安定
安定供給
エラーや傷有りカードの削減
この三点だと思います。
紙という材質上仕方ない部分ではありますが、需要>供給であったため、かなりのエラーが出ていました。
この生産強化で傷有り等が減ってくれればよいかと思っています。
2022年はポケモンカードよりも遊戯王OCGが買えない流れになりそうな気もしていますが。
流行は繰り返す。
トレカの世界もそんな感じな気がしていますね
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