晴れる屋が晴れる屋2としてポケカ専門店も立ち上げ、MTGのプロプレイヤーもポケモンカードに触れています。
ポケモンカードは
- 最初、アメリカではWotC(Wizards of the Coast)が発売したこと
- エネルギーカードはマジックザギャザリングの土地を模倣して作られていること
などから実は類似性が高く、お互いに親しみやすいカードゲームであると思います。
最初のセット発売日
マジックザギャザリング「アルファ版」 1993年8月
ポケモンカード 1996年10月20日
MTGの約3年後にポケモンカードが発売されました。
実は遊戯王OCGよりもポケモンカードのほうが歴史は長いんです。
マジックザギャザリングとポケモンカードの比較
表で比較するとわかりやすいと思います。
MTG | ポケカ | |
魔法使い | 貴方は? | ポケモントレーナー |
複数存在 | レギュレーション | 複数存在 |
7枚 7枚以上ある場合はターンの終わりに 墓地に捨てる | 初期手札 | 7枚 枚数上限なし |
厳しい 強いドローカードは制限や禁止 | ドローの概念 | 緩い 簡単に7枚引ける |
クリーチャー | 戦うモンスター | ポケモン |
1ターンに1枚 土地カードを出す 再利用可能(マナ) | エネルギーは | 1ターンに1枚ポケモン にエネルギーを貼る 移動できない |
インスタントタイミング で使えるものは相手ターンも OK | 行動できるのは | 自分のターンのみ |
プレインズ・ウォーカー アーティファクト エンチャント ソーサリー インスタント 土地 | モンスター以外の カードは | トレーナー ・グッズ ・サポート ・スタジアム エネルギー |
ライフをゼロにする ライブラリー(山札)をゼロにする 特殊勝利条件を満たす | 勝利条件は | 先に自分のサイドを全部とる 相手の場のポケモンをゼロにする 山札をゼロにする。 |
基本的な構築は60枚以上 +サイドボード15枚 | デッキの枚数は | 60枚 |
Bo3 3本中2本先取 | ゲーム数は | Bo1 1本勝負 |
英語をはじめ各国の言語カード 使用可能 | 言語統一性 | 日本語のカードのみ (海外のカードは裏が違う) |
多くは大学生以上社会人 年齢層が高い | 年齢層 | 小学生から大人まで 比較的低い層も多い |
アメリカではポケモンカードより 売れているし検索されている | トレンド | 日本ではMTGより売れているが 実は去年6月まで同じくらいだった |
見比べてもらうとわかりやすいですが、ポケモンカードはマジックザギャザリングのルールを参考にして、わかりやすくしたものであると思います。
MTGプレイヤーから見たMTGが他のカードゲームプレイヤーに敬遠されがちな理由
キャラを知らない、絵がかわいくない
日本でブームになりにくい最も基本的な理由はこれだと思っています。
確かに今回、神河:輝ける世界では「北斗の拳」作者・原哲夫先生の原画カードなどが収録されましたし、今年は「指輪物語」、「ストリートファイター」コラボも予定されています。
しかし国内において「ポケモン」の可愛さ、「遊戯王」の知名度には及びません。
そして、あくまで『コラボ』であり、それがメインではありません
そして絵自体は可愛さとは正反対の「ちょっと気持ち悪い」絵が多いのも事実です。
あのちょっと気持ち悪い絵が好きって人も多いんですけどね。
MTGの土地カードは本当にきれいな絵が多いですよ。
女性層が比較的少ない
上記の理由を含めて、MTGは女性が比較的少ないです。
ポケモンカードであれば「#ポケカ女子」というワードが頻繁に出るくらいには女性層が多いカードゲームです。
MTGにもいないわけではありませんが、やはり少ないのが現実ですし、趣味を通じて趣味に理解のある異性と知り合いたい方には縁遠いものであると思います。
(夫婦MTGプレイヤーもいますよ?)
やはり男女別なくワイワイやりたいのはどこでも。
デュエルマスターズより女性は多い気がする??
ルールが複雑
慣れている人からすると「相手のターンに妨害できるから面白い。」ということです。
逆を返せば、自分のターンには、「自分のやりたいことがすべてできる」事に慣れ親しんだ人にとってはストレスになりがちです。
また、妨害できるということは「スタック」という言葉がルールを煩雑にしています。
MTGプレイヤーからすると逆に相手のターンに何もできないことにイライラするということもあるようです。
打ち消したい、破壊したい、などという衝動にかられます。
カードが高い
ポケモンカードや遊戯王OCGはレアリティを下げた同名カードを構築用として収録していることから、ハイレアリティに頼らなくても、強いデッキの構築が可能です。
しかしMTGは同名カードの低レアリティという概念はありません。
そのため、1つのデッキを作るに際し、スタンダードの最低ラインでも数万円の金額がかかってしまいます。
しかしながら、パック価格は通常パックであればポケモンカードも、マジックザギャザリングも大差なく、場合によってはマジックザギャザリングのほうが枚数あたりでは、安く購入できることもあります
しかしながら、最高レアリティでポケモンカードのデッキを組めば、MTGならヴィンテージのデッキ組める可能性も存在します。
レガシーなら間違いなく組めます。
ちなみにな話をすると初心者でもすぐ楽しめる
ポケモンカードスタートデッキ 791円
マジックザギャザリングチャレンジャーデッキ 3850円
やはりちょっと敷居が。。。
トレンド的な要素
Googleトレンドで比較したところ面白いことが判明しました。
日本国内
現在は総検索数はポケモンカードが上回っていますが、2021年6月(イーブイヒーローズ発売頃)までは、おなじくらいでしたし、MTGが上回っているときもありました。
イーブイヒーローズから蒼空ストリーム、摩天パーフェクトは
転売ヤーが最も転売を活発にしていた時期です。
奇しくも転売ヤーが騒いだことによりポケモンカードが注目された点はありそうです。
また、その騒ぎをうまく使ってその後増産しても完売させることができるようになった株ポケの考え方にも脱帽ですね。
アメリカ
ポケモンカードの売り上げは飛躍的にのびたとの話ですが、明らかにMTGのほうが検索されています。
海外メディアの記事から調べましたが、
比較対象としてそれぞれのオンラインゲームも比較しましたが、やはりアメリカでは相変わらずMTGのほうが人気があるようです。
じゃあ結局どっちがいいの?
やりたいカードゲームをやればいいと思います。
単純にトレカという言葉のトレンドを検索したものですが。
5年間のトレンドで確認しましたが、長期的なスパンでトレンドが拡大しています
つまり産業としても、拡大をしています。
基本的にメジャーなTCGは今後まだまだ成長していきそうな気がしています
このグラフでいえることは
- MTGは基本的に安定している
- ポケモンカードはここ数年
- トレカ産業自体はポケモンカードの拡大が大きく影響している
ということが言えると思います
(遊戯王は断トツすぎて表が見にくくなるので外しました。)
まとまりのない記事になってしまいましたが
ポケカプレイヤーがMTGに
MTGプレイヤーがポケカに
それぞれ参加してくれる、どちらも新しい人が増えてくれれば盛り上がってくれてうれしいですね!
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