マジックザギャザリングの特殊セットであるダブルマスターズ2022、めちゃくちゃ売れてますね。
ドラフトブースターは割とまだ残っているところが多いですが、実店舗でコレクターブースターはほぼ在庫がありません。
テクスチャーFOILや人気カードの再録
EDH需要の高さからかと思います。
ドラフトは27500円くらい
コレクターはAmazonが唯一定価在庫を持っています。
Boxについてはそろそろドラフトも底値を打ってもおかしくないと思います。
基本的にはドラフトも再販がこれまでないタイプです(マスターズシリーズ)
現在ある在庫がある程度捌ければ、高騰BOXになると思います。
MTGの価格推移について
MTGのカードは再録される、デッキに収録される等の理由で下落し、その後じわじわと値を戻していきます。
【例】チャレンジャーデッキに収録されて値下がりしたカード
一時期1000円以上したカードですが、再録やチャレンジャーデッキに収録され値下がりし、一時期は200円台で買えたカードです。
現在は少し高騰して400円~700円くらいとなっています。
再録された直後から在庫が豊富なうちは激安となり、そこから使われるカードはじわじわと値戻しをしています。
ダブルマスターズ2022の場合は?
ダブルマスターズ2022は『これが本当の統率者レジェンズ』と言わしめるくらい統率者需要を満たすカードが多くなっていますが、
統率者需要>モダン>レガシー
の順に使われるカードが多く収録されていると思います。
(バルダーズゲートは。。。うんミンスクとブーくらい?)
ダブルマスターズ2022のコレクターブースター1パックよりバルダーズ・ゲートのセットブースターのほうが安く買えるので剥きたい人はいいですね。
個人的に注目する点は、モダン環境で使えるカードの再録がかなり多いということです。
統率者は1デッキ1枚ですが、モダンであれば4枚まで使うことができます。
よってモダンで使われる人気カードが多いということは、そのカードの需要に対して供給が追い付かなくなれば、カード価格の高騰が期待できます。
発売1週間、既にその流れは?
すでに流れとして出ています。
需要の高いこれらのようなカードは発売日直後に比べてシングル価格が少し高騰しています。
下環境メインのプレイヤーとすると、この辺りのカードは剥いて出現するとすごくうれしいカードですね。
無限に使います。
予想される値段推移まとめ
テクスチャーFoilなどの特殊枠、エッチングFoil、通常カードに分けて、今後の予想について考えていきたいと思います。
あくまで私の経験則と勘による予想なので、参考程度にね!?
テクスチャーFoil
個人的な今後の予想です。
基本的には統率者レジェンズの『宝石の睡蓮』と同じような挙動となるとおもいます。
天野リリアナとは別挙動となると思います。
絵師で値が上がるカードという感覚ではありません。
特殊性で値段が上がるカードだと思います。
《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
剥かれていて現状10万程度まで値段が下がっています。
唯一の女性テクスチャーという点で宝石の睡蓮と同じ20万円くらいまでは、枚数的にも戻ると思います。
《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
個人的に長い目線で最もあがるテクスチャーFoilはこのカードだと思っています。
やはりエムラクールはエルドラージの中でも別格の人気を誇ります。
使うなら1枚が多いですし、だからこそ、1枚をこれにしたいという空気もあるカードです。
《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》
《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》
それほど高騰しないのかな?とも思います。
出回っている枚数が減ればその分の価格高騰は見込めると思いますが、需要としての高騰はあまりないカードだと思います。
エルドラージトロンが今、きついんですよね。
エルドラージトロン強化パーツが出て、舞台がファイレクシアになったりすると高騰する可能性はあります。
《レンと六番/Wrenn and Six》
正直最も値上がりが厳しいカードではないかと思います。
モダンでのグルールー色、ジャンドの流行は終わっていますし、一番相性のよいレガシーでは禁止カードです。
確かに強いんですが、ここまで特殊枠のカードを使う必要があるのか?というのも疑問です。
現状80000円くらいですが、それが妥当な線ではないかと思います。
ダブルマスターズの次はドミナリアへ
ボーダーレス拡張アート(FOIL含む)
需要によって価格差がはっきりと分かれるカードだと思います。
需要が高いカードは高騰しますし、低いカードは現状維持、もしくは下がると思います。
ここに挙げているカードは全てではありませんが、人気がありそうなものについて列挙しました。
《伝国の玉璽/Imperial Seal》
トップレアの一角です。
EDHとヴィンテージしか使えませんが、だからこそ使いたいということで入れている人も多く、需要に対しての供給はまだ少ないと思います。
ダブルマスターズの在庫が減れば自然と上がっていくと思います。
《否定の力/Force of Negation》
個人的に今後最も跳ねるカードだと思っています。
需要は高いですしモダン~ヴィンテージまで使われており、4枚採用もあります。
この絵で統一したい人も多いので基本的にはダブルマスターズ(初代様)の『意志の力』と同じで10万円台まで上がると思います。
《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》
これ以上の高騰は正直臨めないと思います。
確かに強く高いカードですが、EDH以外では活躍の舞台はなく、EDH需要はデッキ1枚のため、これだけ刷られれば需要が満たされます。
下手すると下がるカードではないかと思います。
私が思った以上に高騰しているようです。
通常版もエッチングも値段があがっています。
《魔力の櫃/Mana Vault》
波止場と同じくEDH需要ですが、こちらは無色カードであるため複数のデッキで使うことができるため、大量に刷られても足りないカードです。
よって今後じわじわと上がっていくカードだと思います。
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
既に値段が上がっているカードです。
やはり下環境で強いカードで4枚必須級のため、値下がりもなく安定しています。
《アロサウルス飼い/Allosaurus Shepherd》
今回値下がりしたカードの代表格です。
需要はレガシーのエルフがほとんどであり(エルフデッキ高い)それ以外の需要を考えると供給過多で値上がりは厳しいと思います。
《マナ吸収/Mana Drain》
さすがに再販されすぎだと思います。
特殊絵なので価格はキープすると思いますが、基本的にこれ以上上は臨めないと思っています。
《真鍮の都/City of Brass》
EDH専用のようなカードです。(昔はスタンダードで使えました)
あまり極端に高騰は臨めないカードだと思っています。
古いカードで結構まだ在庫あったりするしね。
《歴戦の紅蓮術士/Seasoned Pyromancer》
もしこれが女の子絵だったら跳ねたと思います。
むさいおっさんなのが。
ただ需要はEDHにとどまらずモダンレガシー級の構築でも使われます。
需要は高いカードなのでじわじわと値上がりすると思います。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
ヴィンテージ級カードですが、使える枚数が限られているため、あまりあがらないのではないかと思います。
現在の価格維持くらいではないかと思います。
《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
正直今回めっちゃ出ない?これ
EDH需要のみです。
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
はい、下がると思います。以上。
《霊気の薬瓶/Aether Vial》
需要としては高いカードなのであがるのではないか?と思います。
やはりデス&タックスやマーフォークなどモダン環境でフルFoil化可能なデッキのカードは強いですよ。
今が一番安いカードだと思います。
《調和の中心/Concordant Crossroads》
クロニクル以降久しぶりの再録です。
需要はEDHのみですね。
枚数が必要なカードではないのでそこまで極端な高騰はないと思います。
《外科的摘出/Surgical Extraction》
個人的には再録が最もうれしかったカードです。
一番値段を追っているカードかもしれません。
どんなデッキにも入れられるサイドボードカードですし、おそらく今が一番安いのではないでしょうか。
さすがにこの次も再録ということはないと思います。
ほかにも拡張FOILカードはありますが、とりあえずメジャーなところのみで。
ボーダーレス拡張アートについては同じ絵での再録はWotC的にあまりないと思います。
(絵の版権問題)
そのため、そういう意味ではは強いと思いますよ。
エッチングFOIL
「拡張アートがなくエッチングFoilのみ」のカードでは、
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《苦花/Bitterblossom》
《食物連鎖/Food Chain》
あたりは高騰要素があると思います。
エッチングFoilも公式でコレクターブースター1個につき各1枚しか入っていないとの名言がされています。
枚数も少ないカードですので、基本的に値段が落ちにくいカードです。
通常カード・通常Foil
基本的に需要が高いカードは今後高騰すると思います。
需要についてはコレクション要素が強いテクスチャーやフルアート拡張とは条件が違います。
プレイ用として使われることの多いカードであるため、プレイヤー需要が高いカードが純粋に値上がりすると思われます。
《外科的摘出/Surgical Extraction》
《伝国の玉璽/Imperial Seal》
《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
《レンと六番/Wrenn and Six》
《否定の力/Force of Negation》
《歴戦の紅蓮術士/Seasoned Pyromancer》
《魂の洞窟/Cavern of Souls》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《苦花/Bitterblossom》
この辺りのカードは環境問わず使われていますので今が一番安く、元々の相場水準まで値段が戻ると思います。
《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》
《伝国の玉璽/Imperial Seal》
《調和の中心/Concordant Crossroads》
《アロサウルス飼い/Allosaurus Shepherd》
など基本的に再録がこれまでされてこなかったことが理由として高騰していたカードは、通常絵については、需要が満たされるため、これまでの値段に戻るのはかなり厳しいと思います。
剥かれなくなったせいか徐々に値段は戻していますが、まだまだ、当初の水準までは届いていませんね。
買うなら今がいいか?
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業界最大手の晴れる屋、やっぱりちょっと高いんですよね。。。
今後の再録について考える
2023年はマジックザギャザリング30周年です。
過去の傾向から考えればMTG30th 『マスターズ30th』が発売されるのではないか(予想)と思います。
今回再録されずに高騰したカードはここでの再録が考えられます。
《オパールのモックス/Mox Opal》
《金属モックス/Chrome Mox》
《活性の力/Force of Vigor》
あたりはこの次の特殊エキスパンションで再録してほしいですね。
ダブルマスターズ2022の初動価格記事はこちら
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