2023年11月17日に発売となる『イクサラン:失われし洞窟』の情報公開が開始されました。
新キーワードである『作製・落魄・発見』や収録される新しいカードが公開されています。
今回はジュラシック・パークコラボだけでなく、スペシャルカードや宝の山ボックストッパーなどの再録カードについても力が入っているセットとなっています。
中身はかなり強くなりそうですね。
割引予約も来ています。
イクサラン:失われし洞窟のロゴマーク・収録について
今回は1つのエキスパンションに4つのロゴマークが含まれています。
また、カード毎に収録されているBOXが違います。
- 『イクサラン:失われし洞窟』(LCI):スタンダード、パイオニア、モダン、レガシー、ヴィンテージ、統率者戦
- 『イクサラン:失われし洞窟』統率者(LCC):レガシー、ヴィンテージ、統率者戦
- 「ジュラシック・ワールド」コレクション(REX):レガシー、ヴィンテージ、統率者戦
- 「スペシャル・ゲスト」(SPG):カードごとに元々使用できるフォーマットで使用可能
LCI
通常ロゴ
イクサラン:失われし洞窟
(スタンダードリーガル)
LCC
イクサラン:失われし洞窟
統率者・宝の山
エターナル・カードによっては使用できるフォーマット
REX
ジュラシック・ワールド
エターナル環境
SPG
スペシャルゲスト
カード毎に使用できるフォーマット
収録されるすべてのカードについては公式サイトを確認してください
収録されているパックについて
基本的に特殊カードはやはりコレクター・ブースターでの収録が強くなっています。
特に『ジュラシック・ワールドコレクション』はセットブースターでの出現率が低く、『拡張アート』『ネオンインク』はコレクターブースター限定となっています。
ドラフト・ブースター
基本的に特殊なカードは出現しないものと考えていいと思います。
BOXトッパーはつきますので、Non-Foilの宝の山は1枚入手できます。
セット・ブースター
ジュラシック・ワールドコレクションはザリスト枠から出現する可能性があります。
こちらもBOXトッパーがありますので、Non-Foil版の宝の山が1枚入手可能です。
コレクター・ブースター
ジュラシック・ワールドコラボカードは確定で収録されます。
特殊枠であるエンブレム加工のFoilは0.3%の確率で排出されるようです。
スペシャルゲスト枠のカードのFoil枠も収録される可能性があります。
おそらく、Foil仕様のカード枠での収録となるかと思います。
特殊カードについて
スペシャルゲスト、ジュラシック・ワールドコレクション、宝の山など今回も特殊枠が豊富に封入されています。
特殊枠を狙う場合は基本的にセットブースターかコレクターブースターでの登場となりますので、どちらかを購入すること、また宝の山はBOXトッパーであるため、boxでの購入が必須となります。
「ジュラシック・ワールド」コレクション
「ジュラシック・ワールド:コレクションは、セットブースターでは12パックに1枚、コレクターブースターでは1パックに1枚封入されています。
欲しい場合はコレクターブースターからが安定して入手できる枠となっており、エターナルフォーマット専用カードとなっています。
土地が6種類あり、それ以外は20種類の計26種類のカードが存在します。
こちらのロゴ入り版は0.3%の確率で封入されている特殊仕様です。
30BOXに1枚くらいでしょうか。
以下のようなカードが収録されます。
コレクターブースターでの出現率は以下のようになっています。
- 非フォイル仕様のボーダーレス版「ジュラシック・ワールド」コレクション・カード(土地を除く) 20種(36.3%)
- 非フォイル仕様のボーダーレス版「ジュラシック・ワールド」コレクション・カード(土地) 6種(43.6%)
- フォイル仕様のボーダーレス版「ジュラシック・ワールド」コレクション・カード(土地を除く) 20種(8.9%)
- フォイル仕様のボーダーレス版「ジュラシック・ワールド」コレクション・カード(土地) 6種(10.7%)
- ロゴ入りの「ジュラシック・ワールド」コレクション・カード 19種(1%未満)
スペシャルゲスト枠
全18種類の再録カードとなります。
また、公式サイトには今のように記載があります。
コレクターブースターにおけるスペシャルゲスト枠の封入確率は8%となっています。
スペシャルゲスト
『イクサラン:失われし洞窟』をコレクションする (wizards.com)
「スペシャルゲスト」は人気カードをボーダーレス版で再録したもので、セット・ブースターからは「ザ・リスト」の枠で非フォイル仕様のものが出現する可能性がある。コレクター・ブースターからは、フォイル仕様のものが出現する可能性がある。
『イクサラン:失われし洞窟』では、マジックの歴史から全18種の再録カードが「スペシャルゲスト」として再録される。どれもここでしか得られないボーダーレス版アートで彩られているぞ。
なお今後の「スペシャルゲスト」については、それぞれ異なる場合がある。
今後もスペシャルゲスト枠が収録されそうな空気を匂わせていますね。
今回の最も注目するカードは情報公開開始時点では魔力の墓所/Mana Cryptとなっています。
ネオンインク仕様
英語版の『Mana Crypt/魔力の墓所』『Cavenr of Souls/魂の洞窟』であり、各6色のカラーバリエーションが存在します。(ネオンインク版《魔力の墓所》や《魂の洞窟》 12種の出現率は1%未満)
神河:輝ける世界で収録されたときのことを考えればおそらく英語版限定かつ、出現確率は激低確率となっているようです。
宝の山(ボックストッパー)
宝の山は各ブースターボックスのボックストッパー(Box topper)として付属しています。
ドラフト&セットからは非Foil版
コレクターブースターからはFoil版が登場します。
神話レア枠・レア枠・アンコモン枠とあり、全18種類のカードが登場するようです。
虚空の杯や精力の護符が出ればいいですが、探検の地図なんて引いた日にはつらいですね。
新しいキーワード能力
今回公開されたキーワード能力は3種類
「作成・落魄・発見」となっています。
作成
何かを追放してその能力に準じたものに作り替えるソーサリータイミングでのみ起動できるアーティファクトの能力です。
落魄
落魄(らくはく)と読むそうです。
パーマネントが自分の墓地に落ちた際に誘発する能力です。
落魄4、落魄8、底なしの落魄
同じ落魄ですが、意味合いが変わってくる能力です。
墓地に落ちているパーマネントカードの枚数を参照する場合は『落魄X』となります。
使い方によっては発掘などのデッキとの相性もよさそうですね。
期待すべき能力です。
発見
かなり危険な香りのする能力ですね。
続唱のような能力であり、
違いは以下の点です。
強化といっても過言ではありません
続唱(ぞくしょう)はマナコスト未満で唱えるのみでしたが、以下なので同一コストまで唱えることができます。
ただ、場に出たときなので、純粋な強化とは言い切れない部分もありますが、打ち消されなかった場合はかなりのアドバンテージを得ることができます。
続唱
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
発見X
マナ総量がX以下であり、土地でないカード1枚が追放されるまであなたのライブラリーの一番上から1枚ずつ追放していく。それをマナ・コストを支払うことなく唱えるか、あなたの手札に加える。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
最終カウンター
墓地のカードを再利用できるメカニズムです。
新しい形のリアニメイトが誕生する可能性がありますね。
息切れした後半に強そうな気配はあります。
イクサラン:失われし洞窟は総じて
かなり力の入っているセットだと思います。
キーワード能力にも注目すべき点がありますし、カードパワーも高いカードが存在しています。
また、EDH民、エターナル民にも気になるカードがありますので、プレイヤー需要は高いBOXとなりそうですね。