2022年11月25日、26日に開催されたグランプリイベントであるプレイヤーズコンベンション愛知2022で開催された
エターナルウィークエンドアジア大会
ヴィンテージ部門に参加してきました。
今回使用したデッキはいつものものです。
使用デッキ:Pitch Hollow(ピッチホロウ)
ちまたではピッチドレッジといわれたり、ピッチヴァイン、ピッチホロウなど色々な呼ばれ方がありますが、ホロウヴァインをコントロール側に寄せたデッキとなります。
メインボード/Mainboard 60枚
土地/Lands 10
《Bazaar of Baghdad》 4
《露天鉱床/Strip Mine》 1
《不毛の大地/Wasteland》 4
《ガイアの揺籃の地/Gaia’s Cradle》 1
クリーチャー/Creature 25
《復讐蔦/Vengevine》 4
《虚ろな者/Hollow One》 4
《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》 4
《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》 4
《猛火のルートワラ/Blazing Rootwalla》 4
《死の達人/Master of Death》 4
《激情/Fury》 1
呪文/Spells 25
《意思の力/Force of Will》 4
《虚空の杯/Chalice of the Void》 1
《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》 2
《精神的つまづき/Mental Misstep》 1
《有毒の蘇生Noxious Revival》 4
《否定の力/Force of Nagation》 4
《活性の力/Foce of Vigor》 4
《血清の粉末/Serum Powder》 4
《応じ返し/Snapback》 1
サイドボード/Sideboard 15枚
《激情/Fury》 2
《応じ返し/Snapback》 1
《虚空の力線/Layiline of the Void》 4
《忍耐/Endulance》 1
《ガイアの揺籃の地/Gaia’s Cradle》 1
《書庫の罠/Archive Trap》 2
《幽霊街/Ghost Quarter》 2
《山/Mountain》 1
《カラカス/Karakas》 1
スクイーと死の達人を回収してグルグル回してアドバンテージを稼ぎつつ殴っていくアグロデッキとなります。
スペルは基本的にノーコストもしくはピッチでのみ打つことが可能です。
こちらのデッキを選択した理由
持っている資産的には、ホガークヴァインや純粋なドレッジで参戦することも可能でしたが、ホガークヴァインはメタゲームの中心であることや使い慣れていないことを踏まえこちらの構築で参戦しました。
ピッチホロウは右手が光ればすべてのデッキに有利といわれるくらい回った時の破壊力が高いデッキです。
その分Bazaar of Baghdadに依存はしますが、回った時は有利不利に関係なく勝ちをもぎとれるデッキとなっています。
現状環境メタからは外れているデッキとは言われていますが、神決定戦の予選を通過している人もいるなど、実績的にはあるアーキタイプとなっています。
構築に当たり意識した点
基本的にMO上位レシピを参考にしています。
そのうえで今回のメタゲームを考えたときに上がってきたカードがこちら
ウルザの物語/Urza’s Saga
修繕/Tinkerをつかったデッキが多いとの予想から、併せて使われてくるカードとして、
このカードを破壊するための《不毛の大地/Wasteland》が多く採用されていることから、《有毒の蘇生Noxious Revival》は4枚投入しました。
また、こちらもその対策として、《活性の力/Foce of Vigor》 は4枚採用しています。
サイドボードについて
紙環境ということもあり、同種メタ及びタバナクル対策として《幽霊街/Ghost Quarter》 は採用しました。
タバナクルは破壊できないと死にます。
横並びをするデッキへの《激情/Fury》はやはり最適解ともなってきていますので2枚サイドボードに追加しました。
対戦結果は?
トータル3-4(負け越し)
環境をもっと理解しないといけないということを強く自覚しました。
今回基本的に再度後多くアウトしていたのが
血清の粉末1枚
否定の力3~4枚
虚空の杯1枚
が多かったと思います。
当たったデッキのタイプの影響もありましたが、Furyと山は頻繁にサイドインされることが多くなりました。
山は素引きすることも多々ありましたが、今回の敢闘賞でもあったと思います。
Furyはゴブリン太守スクイーのおかげもあり、かなり撃ちやすいため、優秀な除去としてかなり機能していました。
1戦目 ドレッジ 〇 〇 – Win
最近の定番であるsapuriさんの形「銀打ちのグール」型でした。
危ないところなく勝ち。
サイドボード後もFuryと幽霊街が輝き、削り切ることができました。
相手のMana Cryptダイスが強すぎていたところもありましたね。
あんだけノーダメージ続けられたら削れません。
2戦目 白単 × × – Lose
白単のヘイトベアでした。
不毛の大地とエメリアのアルコン出されたらピッチは無理です。
サイド後もFuryが引けず負け
3戦目 白単 × 〇 × Lose
2戦連続して当たりました。
2ゲーム目は回り切ったので勝てましたが、3戦目は不毛な戦いをしました。
4戦目 ゴロススタックス × × - Lose
本来最も勝たなければならない対戦相手でしたがかみ合わず負け
5戦目 ドレッジ(メガハンデス型)× 〇 〇 Win
ハンデス型のドレッジでした。
ちまちま殴り合う不毛な戦いも繰り広げられましたが。
回っていた私のほうに分がありました。
6戦目 メンター 〇 × 〇 Win
1戦目はマリガンを重ねたもののこちらの引きが強く勝ち
2戦目はメンターに殴り殺されました
3戦目は向こうが引けず、こちらのHollow Oneとルートワラで5点ずつ削り切って勝ち。
7戦目 ブリーチストーム × × Lose
1ゲーム目は相手のデッキがわかないうちに、船殻破りと高山の月で止められ投了
2ゲーム目はあと1ターンのところでコンボ成立され負け
環境を感じたところ
やはりウルザの物語が強いというところでしょうか
トップ8の採用枚数は合計27枚、ホガークヴァインが一人残っていましたがそれ以外のプレイヤーや3~4枚ずつ確実に採用されています。
また紙はTinker1強ということもなく、各種デッキに散っているということが挙げられるのではないかと思います。
Tinkerが強いことには間違いないですけどね。
癌はウルザの物語
ウルザの物語はやはり早く制限にするべきです。
あれはやはり。4枚投入は環境をゆがめています。
はやいうちに除去しないと全てが崩壊するカードです
3ターン猶予あるからではないと思っています。
サイドイベントで盛り上がっていたジャンプスタート2022
エターナルウィークエンドに参加していたため、参加することはできませんでしたが、ジャンプスタート2022のサイドイベントもかなり盛り上がっていたようです。
128名募集に対し180人くらい集まっていたようです。
可愛いカードも多いですしね。
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